2019.1.28 15:03

韓国メディア、大坂なおみは「アジア『国籍』初の1位が正しいかも」

韓国メディア、大坂なおみは「アジア『国籍』初の1位が正しいかも」

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大坂なおみ
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 女子テニスツアーを統括するWTAは28日付世界ランキングを発表し、全豪オープン女子シングルスを初制覇して四大大会2連勝を達成した大坂なおみ(21)=日清食品=が、男女シングルスを通じてアジア勢初の1位となった。

 シングルスの世界ランクで日本勢の過去最高は1933年に男子の佐藤次郎が記録した3位。当時は識者が順位を付ける方式だった。アジア勢での最高は2014年2月に李娜(中国)がマークした2位。12年に世界ランキング1016位だった大坂が、ついに世界1位まで上りつめた。

 韓国の中央日報電子版は「大坂なおみ、『アジア初』世界1位?…日本でも『本当に日本人か』の声」と見出しを打った記事で「世界4位だった大坂は28日に発表された世界ランキングで1位になり、アジア国籍選手では初めてテニスシングルス世界1位になった」と紹介。「テニスのトップランキングは身体条件がよい西洋人選手がほとんど占めている。このため大坂の世界1位はアジアの選手にとって大きな意味がある」とたたえた。

 一方で、大坂が北海道出身の母、環さんとハイチ出身の父、レオナルドさんの間に生まれたことを挙げた上で「あふれるパワーと磨かれた基本技を見ていると、代表的な黒人テニススター、セリーナ・ウィリアムズが思い浮かぶ」と指摘。さらに「大坂は米国が育てた選手」だとし、「大坂は3歳の時に家族と共に米ニューヨークに移住した。父の勧めでテニスを始め、16歳から米フロリダ州のテニスアカデミーで練習した。しかし米国のテニス界にはあまりにも有望株が多く、大坂は十分な支援を受けにくいと判断した。それで戦略的に日本国籍を選択した。その後、2016年11月に日清食品とスポンサー契約を結んだ」と経歴を紹介。「大坂は日本と米国の市民権を持つ。大坂の日本の住所は母の祖父が暮らす北海道根室市だ。すなわち大坂の世界ランキング1位についてはアジア『国籍』選手で初の1位というのが正しいかもしれない」と記した。

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