2019.1.26 20:16

大坂、スイーツ食べず糖質制限 ストイックな姿勢と愛される人柄/全豪テニス

大坂、スイーツ食べず糖質制限 ストイックな姿勢と愛される人柄/全豪テニス

特集:
大坂なおみ
女子シングルス決勝 ペトラ・クビトバと対戦する大坂なおみ=メルボルン(共同)

女子シングルス決勝 ペトラ・クビトバと対戦する大坂なおみ=メルボルン(共同)【拡大】

 テニス・全豪オープン(26日、メルボルン)女子シングルス決勝で、第4シードの大坂なおみ(21)=日清食品=が、第8シードのペトラ・クビトバ(28)=チェコ=を7-6、5-7、6-4で撃破。初優勝を飾り、優勝賞金410万豪ドル(約3億2000万円)を獲得した。世界ランキング4位の大坂は昨年の全米オープンに続く四大大会2連勝で、大会後に日本勢初の世界1位となることが決まった。

 昨年9月の全米オープンを初制覇して昨季を終えても、大坂は立ち止まらなかった。シーズン開幕時から強打を生かして短い時間でポイントを取る持ち味を封じるため、対戦相手がストローク戦を仕掛けてくることは分かっていた。それに対応するため、足腰の強さと俊敏性が必要だった。

 2017年シーズン後に体重を7キロ減らしたが、18年シーズン後に3キロ減量。糖質を制限し、スイーツを食べない。オフに各分野の専門家が集まる「チームなおみ」で練習を再開後最初の1週間はコートで練習せずに走り込んだ。

 豪快なプレーが持ち味だが、飾らない振る舞いやユーモアあふれるスピーチとのギャップも魅力だ。愛される人柄は実力と相まって、メルボルンでもファンからの人気が絶大。大会の主役になった。準々決勝だった23日は祖父・鉄夫さんの誕生日だった。試合後にテレビカメラに向かい、「おじいちゃん、お誕生日おめでとう」と日本語でメッセージを送った。

 試合中もちゃめっ気をのぞかせる。サーブを打とうとした際に近くに虫が飛んでくるとボールパーソンに頼んでつかんでもらいはにかんだ。19日の3回戦ではラリー中に転倒し、主審に「大丈夫?」と心配されると「ノー!」と冗談で返し、会場が大爆笑に包まれた。ストイックな姿勢を貫く一方、自然体で頂点をつかんだ。

試合結果へ