2019.1.24 14:10

吉田沙保里さん 引退表明後に実感「ドーピング考えなくていい」/レスリング

吉田沙保里さん 引退表明後に実感「ドーピング考えなくていい」/レスリング

特集:
吉田沙保里
アシックスが、リサイクルによって東京五輪の日本選手団の公式スポーツウエアを作る取り組みで、リオ五輪で着用したジャージーを提供した吉田沙保里さん

アシックスが、リサイクルによって東京五輪の日本選手団の公式スポーツウエアを作る取り組みで、リオ五輪で着用したジャージーを提供した吉田沙保里さん【拡大】

 元レスリング女子の吉田沙保里さん(36)が24日、東京都内で行われた大手スポーツ用品メーカー・アシックスのイベントに参加。現役引退を表明してから2週間がたち、ドーピング検査を気にせず飲料や市販薬を口にできる喜びを明かした。

 10日の引退会見後に体調を崩したが、市販薬を飲むとすぐに回復したという。現役時代に風邪をひいた際はドーピング違反を防ぐよう、医師に処方してもらった薬を飲み、細心の注意を払った。市販薬を飲んだのは20年ぶりという。「ドーピングを考えなくていい。何でも飲める。(引退して)それが一番変わった。市販の薬が効いて、びっくりしている」と驚きを口にした。

 2020年東京五輪のゴールドパートナーであるアシックスが全国からジャージーを回収し、リサイクルによって日本選手団の公式スポーツウエアを作る取り組みがこの日から始動。ウエアは選手が五輪の表彰台に立つ際に着用する。

 吉田さんは16年リオデジャネイロ五輪でも着用したジャージーを提供し、「思い入れのあるウエアが20年の代表選手のために再生されると聞いたときは、すごくいい話だと思った。選手団の背中を押せたら」と願いを込めた。