2019.1.22 05:03

元横綱稀勢の里、両陛下のお言葉「なんともありがたい」

元横綱稀勢の里、両陛下のお言葉「なんともありがたい」

特集:
稀勢の里
荒磯親方(元横綱稀勢の里)

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 大相撲初場所4日目に現役を引退し、年寄「荒磯」を襲名した元横綱稀勢の里(32)が21日、天皇、皇后両陛下に感謝の意を示した。

 両陛下は8日目の20日、東京・両国国技館を訪れ中日の取組を観戦された際、荒磯親方について説明役の八角理事長(元横綱北勝海)に「今後どうするんですか」「お元気ですか」と尋ねられていた。田子ノ浦部屋付きとなった荒磯親方はこの日、東京・江戸川区の同部屋に姿をみせ、自身を気に掛けたお言葉に「なんともありがたいことです」と話した。

 一方、協会の巡業部が会合を開き、要望が出ている4月の春巡業での同親方による横綱土俵入り実施について検討。(1)引退表明から巡業まで期間が空く(2)前例に比べて巡業開催地が多いほか「特定の巡業だけ認めるわけにはいかない」-として、実現には厳しい状況となってきた。

 故郷・茨城県では同月14日に常陸大宮市、同29日に水戸市で巡業予定。水戸巡業の勧進元は現役時代の稀勢の里の写真をポスターに使用しており、関係者は「地元へのお礼、お別れという意味で認めてほしい」と協会へ要望を出した。

 これまで3代目若乃花、貴乃花らが引退後の巡業で横綱土俵入りを披露した例がある。