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【いだてん娘 浪速路を走る(1)】福士「自分に勝つ」36歳…まだやれる!

【いだてん娘 浪速路を走る(1)】

福士「自分に勝つ」36歳…まだやれる!

2年半ぶりのマラソン復帰。ナニワに強い福士が完全復活を目指す

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 2020年東京五輪の代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」への出場権をかけた「第38回大阪国際女子マラソン」(サンケイスポーツなど主催、奥村組協賛)が27日、ヤンマースタジアム長居発着の42・195キロで行われる。大会注目選手を21日から5回にわたって紹介。第1回は16年の同マラソンで2度目の優勝を飾った福士加代子(36)=ワコール=が登場する。

 昨年12月、山陽女子ロード(岡山市)でハーフマラソンを走ったときのことだ。優勝した前田穂南(天満屋)に序盤から独走を許し、2分20秒遅れの6位でゴール。レース後、自然と目から涙があふれた。

 「(先頭に)付きたいっていうのと、行けないっていうのと…。(感情が)一気にぶわっと出ましたね」。2年半ぶりのマラソン復帰に向け、ハーフの倍の距離をきちんと走れるか、胸には不安が渦巻いた。

 2016年大阪国際で2時間22分17秒で優勝し、リオデジャネイロ五輪の切符をつかんだ年と同じように、年末年始は徳之島(鹿児島)で合宿に臨んだ。思うように疲労が抜けないことに悩んでいたとき、同じ場所で練習していたベテランの小崎まり(ノーリツ)にかけられた言葉が耳に残った。

 「体が重い、練習がきついというのは、みんな感じていること。それがマラソンやって言われました」。休まないと疲労が抜けないと感じることもあったが、その言葉を聞いてからは、60分の軽いジョギングでも体を動かし、練習を継続するように努めてきた。一気に練習の強度を上げることが多かった福士にとって、今までにはなかったスタイルでもあった。

 東京五輪代表選考会となる「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」には、松田瑞生(ダイハツ)ら勢いのある若手が先に名を連ねている。マラソン復帰に向け、本人の口からは弱気な言葉が出ることもあるが、ワコールの永山忠幸監督は「やっぱり負ける福士は見たくない。若手にプレッシャーをかけるようなタイムを狙わせたい」と話す。目指すは好タイムでの優勝だ。

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