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元横綱・稀勢の里、4・14故郷で土俵入り!若貴級の花道飾る春巡業

元横綱・稀勢の里、4・14故郷で土俵入り!若貴級の花道飾る春巡業

特集:
稀勢の里
今年1月8日、元横綱稀勢の里は明治神宮で土俵入りを披露した。左は松鳳山

今年1月8日、元横綱稀勢の里は明治神宮で土俵入りを披露した。左は松鳳山【拡大】

 大相撲初場所4日目の16日に現役を引退し、年寄「荒磯」を襲名した元横綱稀勢の里(32)が、4月に行われる春巡業で横綱土俵入りを披露する可能性が18日、急浮上した。過去にも引退した横綱が巡業に参加した例もあり、期待が膨らむ。また、部屋関係者によると、断髪式が9月29日に実施されることになった。同月の秋場所後、東京・両国国技館で催される。

 地元の声に後押しされて、「稀勢の里」の土俵入りが、再びファンの前で披露される可能性が出てきた。2月は巡業がなく、3月は春場所(10日初日、エディオンアリーナ大阪)が開催されるが、4月の春巡業で最後の雄姿が期待されるのだ。

 同14日には茨城・常陸大宮市(西部総合公園体育館)での巡業が予定されている。実行委員会が主催し、三次真一郎市長が勧進元となる。勧進元関係者は同じ茨城県出身の荒磯親方が「来場して土俵入りをやっていただければ、こんなうれしいことはない」。

 前回の常陸大宮巡業は平成29年4月に開催された。稀勢の里が新横綱場所で2度目の優勝を飾った3月の春場所直後。稀勢の里はその場所で左大胸筋と左上腕部を損傷する大けがを負い、春巡業を全休。地元での土俵入りは実現しなかった。巡業に協力する茨城県相撲連盟幹部は日本相撲協会への働きかけや「嘆願書を用意して、署名を集めてもいい」と、実現に向けて動き出すという。

 希望はある。実際にこうした変則的な横綱土俵入りは過去にもあるからだ。3代目若乃花は平成12年春場所中に引退。藤島親方(当時)となっていたが、4月の春巡業に曙、武蔵丸の両横綱とともに参加。引退した横綱が土俵入りを披露するのは極めて異例だったが、全行程で行った。

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  • 平成15年、神奈川県横須賀市で開催された春巡業で、横綱武蔵丸(左)、朝青龍(右)を従えて最後の土俵入りを披露する貴乃花親方