2019.1.14 05:02

東京五輪の招致疑惑 竹田JOC会長の聴取は昨年8月段階で決定していた

東京五輪の招致疑惑 竹田JOC会長の聴取は昨年8月段階で決定していた

 2020年東京五輪招致疑惑を巡り、フランス捜査当局が日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長に対して昨年12月に実施した事情聴取の日程が、同年8月の時点で決まっていたことが13日、関係者への取材で分かった。フランス当局は贈賄容疑で正式捜査を開始した。

 日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告による一連の捜査に対する「報復か」と指摘する見方も一部で取り沙汰されたが、ゴーン被告が逮捕される約3カ月前から「捜査における協力」として事情聴取が決定。竹田会長が国際オリンピック委員会(IOC)の会議などで渡欧するタイミングで日程が調整されていたという。関係者は「(ゴーン氏とは)全く関係ないと思う」と述べた。

 フランス当局は昨年12月10日にパリで弁護士同席の下、東京五輪招致委員会の理事長だった竹田会長から事情聴取した。招致に絡み、IOC委員側への贈賄に関与した疑いが持たれている。

 IOCは11日の倫理委員会で「推定無罪の原則を尊重しつつ、状況を注視していく」との姿勢を示した。

 竹田会長は15日に東京都内で記者会見を開く予定で、自身の潔白を改めて主張するとみられる。