2019.1.14 05:02

リオ代表・鈴木で日本一!愛知が最終9区で逆転 都道府県対抗女子駅伝

リオ代表・鈴木で日本一!愛知が最終9区で逆転 都道府県対抗女子駅伝

愛知のアンカー、鈴木が笑顔でゴールした。見事な逆転劇だった

愛知のアンカー、鈴木が笑顔でゴールした。見事な逆転劇だった【拡大】

 陸上・全国都道府県対抗女子駅伝(13日、西京極陸上競技場発着=9区間42・195キロ)愛知が2時間15分43秒で、2016年以来3年ぶり2度目の優勝を飾った。愛知は1区で9位と出遅れたが、2区で藤中佑美(光ケ丘女高)が区間賞の快走を見せて、先頭に立った。その後も上位を維持し、最終9区で、首位京都と2秒差の2位で出た16年リオデジャネイロ五輪代表の鈴木亜由子(27)=日本郵政グループ=が逆転した。

 隙を見せないチーム一丸の走りで、愛知が2度目の栄冠を手にした。8区までは中学、高校生中心のメンバーが上位でたすきをつなぎ、アンカーの鈴木は京都との一騎打ちを制した。

 首位と2秒差の2位で出た9区の鈴木は「自分のペースを守りながら走った」と冷静だった。京都の一山と並走が続いたが、昨夏の北海道マラソンで優勝して2020年東京五輪マラソン代表選考会「グランドチャンピオンシップ(MGC)」出場権を獲得した実力を発揮し、6キロ付近からぐんぐんと差を広げて独走。「絶対に1位でゴールテープを切ろうと思っていた」と胸を張った。

 米田監督は「誰一人ミスがない、完璧な駅伝だった」と振り返り、優勝の原動力になった鈴木を「引き離してからの動きは本当に強さを感じた」と絶賛。東京五輪を目指す愛知のエースへ「いい形で弾みをつけてほしい」とエールを送った。

2区で区間1位タイの快走。8人を抜いてトップに立った愛知・藤中佑美 「優勝したいという思いがあったのでうれしい」

鈴木 亜由子(すずき・あゆこ)

 1991(平成3)年10月8日生まれ、27歳。愛知・豊橋市出身。愛知・時習館高-名大。卒業後、日本郵政グループに所属。2013年ユニバーシアード1万メートル優勝。16年リオデジャネイロ五輪5000メートルに出場。18年日本選手権1万メートル2位。同年8月の北海道マラソンで初マラソン初優勝。20年東京五輪代表選考会「マラソン・グランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場権を獲得した。154センチ、38キロ。

  • 1位でゴールする愛知のアンカー・鈴木亜由子=西京極陸上競技場
  • 全国都道府県対抗女子駅伝・最近10年の優勝チーム