2019.1.13 05:01

東京五輪招致巡る贈収賄疑惑 仏紙が竹田氏発言を指摘、高額の報告書「読んでいない」

東京五輪招致巡る贈収賄疑惑 仏紙が竹田氏発言を指摘、高額の報告書「読んでいない」

 国際オリンピック委員会(IOC)は11日(日本時間12日)、2020年東京五輪招致を巡る贈収賄疑惑で、フランス捜査当局が日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(71)に対する捜査を開始したことを受けて調査に着手、倫理委員会を開いてテレビ会議形式で竹田会長への聞き取りを実施した。

 12日付のフランス紙ルモンドは、同国当局に賄賂だったと疑われている五輪招致委員会からの多額の支払いに対してシンガポールのコンサルタント会社が作成した報告書について、竹田会長が「自分は読んでいない」と述べたと伝えた。同紙は高額を支払って得た報告書にもかかわらず「中身を全く知らないと認めている」ことが贈賄の疑いを濃くしているとの見方を示した。会長の発言は17年2月のものとされ、フランスの要請で日本の検察が事情聴取をした際の説明とみられる。