2019.1.11 18:57

JOC竹田会長の贈賄容疑、仏当局が捜査開始決定 五輪招致に向けて賄賂の疑い

JOC竹田会長の贈賄容疑、仏当局が捜査開始決定 五輪招致に向けて賄賂の疑い

壇上で乾杯の挨拶をしたJOC竹田会長=東京都港区(撮影・加藤圭祐)

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 フランス紙ルモンド電子版は11日、2020年の東京五輪招致を巡る贈収賄疑惑で、フランス捜査当局が日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長を贈賄の容疑者とする捜査開始を決定したと報じた。

 ルモンドによると、フランス当局は、竹田会長が、五輪招致に向けて賄賂を支払うことを認めた疑いがあるとみている。昨年12月10日に竹田会長から事情聴取した。

 竹田会長は11日、東京都内で取材に応じ、昨年12月に「担当判事のヒアリングには協力した」と明らかにした。

 疑惑は、東京五輪招致委員会がシンガポールのコンサルタント会社と契約し送金した計280万シンガポールドル(約2億2000万円)の一部が当時、国際オリンピック委員会(IOC)の委員だった人物の息子に渡ったとされる。

 招致委理事長だった竹田会長は業務契約に基づく正当な支払いだったと説明し、票の買収を否定した。(共同)

竹田恒和・日本オリンピック委員会(JOC)会長の話「フランス当局が調査している一連の疑惑捜査の件で、その調査協力として担当判事のヒアリングをパリにて受けた。招致委員会はコンサルタント契約に基づき正当な対価を支払ったものであり、贈賄にあたるような不正なことは何も行っていないことを私は説明した。ヒアリングで新しい事実が判明したということもなかった。疑念を払拭するために今後も調査に協力する」