2018.12.30 20:09

井上拓真、判定で世界王座奪取!亀田家に続き兄・尚弥と日本勢2組目の兄弟王者に/BOX

井上拓真、判定で世界王座奪取!亀田家に続き兄・尚弥と日本勢2組目の兄弟王者に/BOX

1R、攻める井上拓真(左)=大田区総合体育館(撮影:今野顕)

1R、攻める井上拓真(左)=大田区総合体育館(撮影:今野顕)【拡大】

 プロボクシングWBC世界バンタム級暫定王座決定戦(30日、東京・大田区総合体育館)同級5位の井上拓真(23)=大橋=が、同級2位のタサーナ・サラパット(25)=タイ=に3-0で判定勝ちし、世界3階級制覇の兄・尚弥(25)との兄弟世界王者に輝いた。

 プロデビューから5年。亀田興毅・大毅・和毅の3兄弟以来、日本勢2組目となる兄弟世界王者がかかる一戦で、拓真はバンデージの重さにグラム単位でこだわった。2016年11月、世界戦発表直後の練習で右拳を負傷して世界戦は中止に。今回は拳を保護するため“あんこ”の部分は厚くする一方、9月の試合に比べて片手で15グラムも軽くした。

 試合は序盤から激しい打ち合いとなった。2回に両者は偶然のバッティングで互いの顔面を強打。サラパットは左目上を激しくカットした。4回終了時の公開採点では、ジャッジ3人とも拓真を支持すると、8回終了時にはポイント差を広げた。

 佐久間史朗トレーナー(47)がテーピング、包帯の素材などを変えることで軽量化に成功。腕のスタミナ温存も期待できた。相手は長身のサウスポーだった。その対策で前IBF世界Sバンタム級王者の岩佐亮佑(29)=セレス=らとスパーリングを積み、偉大な兄に肩を並べた。

  • 勝利し歓喜の井上拓真=大田区総合体育館(撮影・山田俊介)
  • 判定勝ちした井上拓真(中央)は、井上尚弥(左)、父の真吾さん(右)と喜び合う=大田区総合体育館(撮影:今野顕)
  • 井上拓真(手前)と握手を交わす兄・尚弥と父・真吾トレーナー=大田区総合体育館(撮影・山田俊介)
  • 6R、攻める井上拓真(左)=大田区総合体育館(撮影:今野顕)
  • 6R、攻める井上拓真(左)=大田区総合体育館(撮影:今野顕)
  • 9R、攻める井上拓真(右)=大田区総合体育館(撮影:今野顕)
  • セコンドから見守る井上尚弥=大田区総合体育館(撮影:今野顕)
  • セコンドから見守る井上尚弥=大田区総合体育館(撮影:今野顕)
  • 3R、攻める井上拓真(左)=大田区総合体育館(撮影:今野顕)