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【平成の真実(14)】平成16年3月22日、ハルウララ106連敗

【平成の真実(14)】

平成16年3月22日、ハルウララ106連敗

特集:
平成の真実
22歳になったハルウララは、ファンに愛されながら千葉県で余生を過ごしている (マーサファーム提供)

22歳になったハルウララは、ファンに愛されながら千葉県で余生を過ごしている (マーサファーム提供)【拡大】

★千葉で元気

 22歳となったハルウララは千葉県・御宿町のマーサファームで元気に過ごしている。午前中に放牧に出て、午後は運動が日課。2012年12月から世話をしている「春うららの会」代表の宮原優子さんは「食欲は旺盛でニンジン、リンゴ、バナナが好物。見学に来られるファンの方々も『若いですね』とおっしゃってくれます。まだまだ長生きできると思います」と温かく見守っている。見学には事前連絡が必要。詳細はホームページ「春うららの会」で。

★売り上げレコード

 ハルウララが出走した、この日の高知県競馬の売り上げは8億6904万2500円で、従来の記録(約4億5800万円)を大幅に上回る売り上げレコード。そのうちハルウララの単勝の売り上げは1億2175万1200円だった。競馬場は通常10人程度の警備員のところを約110人に増やして対応。当時の小泉純一郎首相が「負けたか。武豊が乗っても駄目か…」と悔しがるほどの社会現象となった。また、馬券が“当たらない”ことから、ハルウララの単勝馬券は交通安全のお守りとして大人気。高知県では交通安全のステッカーにも写真が使用された。

ハルウララ

 平成8(1996)年2月27日生まれ、牝22歳。現役時代は高知県競馬の宗石大厩舎に所属。通算成績は113戦0勝。父ニッポーテイオーは中央競馬でGIを3勝。母ヒロイン(母の父ラッキーソブリン)は中央競馬で11戦0勝。

宗石 大(むねいし・だい)

 昭和26(1951)年1月1日生まれ、67歳。高知県出身。高知県競馬で騎手となり、平成6(1994)年に調教師に転身。調教師として通算496勝(11日現在)。

  • 雨上がりの馬場で泥だらけになりながら、武豊騎手は予定外の“ウイニングラン”でファンを喜ばせた
  • パドックには想像以上のファンが詰めかける大フィーバー。汚れる前の勝負服はピンク色だった
  • ハルウララの宗石調教師