2018.12.11 05:01

ベテランの心折る!吉野、13日V3戦焦りなし/BOX

ベテランの心折る!吉野、13日V3戦焦りなし/BOX

 プロボクシングの日本ライト級王者・吉野修一郎(27)=三迫=が3度目の防衛戦で、同級10位・小林和優(35)=RK蒲田=の挑戦を受ける。プロ6戦目で戴冠した三迫ジム期待のホープが、プロ13年のベテランに実力の差を見せつける。

 王者の貫禄が漂うようになってきた。V3戦が目前に迫っても、吉野に焦りはない。「相手はベテランなので、必死になってくるはず。でも自分は冷静に闘って、相手の心を折って中盤までに倒したい」と平然と話す。

 35歳の小林は、ようやくタイトルマッチのリングに立つ苦労人。13年のボクサー人生で一世一代の舞台で、予想を裏切るアップセットに燃えているはず。そんな挑戦者と対照的に、吉野は「どんな相手でもゴングから1分で距離感、クセが分かる。映像は見ていない」。若き王者にとっては挑戦者との一戦も、通過点に過ぎないようだ。

 昨年10月に王座を獲得し、順調にキャリアを重ねてきた。「コンビネーションのバリエーションも増えたし、防御もレベルアップした。不安はない」。自信とともにリングに立つ。(伊藤隆)

吉野 修一郎(よしの・しゅういちろう)

 1991(平成3)年9月28日生まれ、27歳。栃木・鹿沼市出身。作新学院で高校4冠。東農大卒。アマ戦績は124戦104勝(55RSC)20敗。2015年12月にプロデビューし、17年10月に6戦目で日本王座を獲得。右ボクサーファイター。1メートル75。