2018.12.7 19:22

やく氏、貴ノ岩の愚行嘆く「口で諭して終わるか手に訴えるか、その差は大きい」

やく氏、貴ノ岩の愚行嘆く「口で諭して終わるか手に訴えるか、その差は大きい」

やくみつる氏

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 日本相撲協会は7日、平幕貴ノ岩(28)の引退届を受理したと発表した。冬巡業先の福岡県内で4日夜、同部屋の付け人(23)に暴力を振るったことを認めており、責任を取った。貴ノ岩はこの日、師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)とともに東京・墨田区の両国国技館を訪れていた。5日の協会の聴取で、付け人が忘れ物の言い訳をしたため、宿舎のホテルで平手と拳で4、5発殴ったと説明。付け人からも事情を聴いた協会は貴ノ岩の処分を検討するとしていた。貴ノ岩は昨年の元横綱日馬富士による傷害事件の被害者だった。

 NHK「ニュース7」(後7・0)に電話出演した漫画家のやくみつる氏(59)は、「関取と付け人との関係だから、絶対的な上下関係の最たるもの」と今回の問題の背景を語り、「口で諭して終わるか手に訴えるか、その差は大きい」と貴ノ岩の愚行を嘆いた。

 再発防止へ向け「全関取あるいは兄弟子たちに共有してもらわなければならない」と意識改革を訴え、「同じことを毎度毎度、繰り返しているうちにやがてすべての信頼を失墜する。具体的な策を講じてもらいたい」と危機感を募らせた。