2018.12.4 05:00

中田英寿氏らマネジメント サニーサイドアップ、東証1部にスピード昇格

中田英寿氏らマネジメント サニーサイドアップ、東証1部にスピード昇格

東証1部に指定され、サニーサイドアップの役員らが東京証券取引所でのセレモニーに参加した(同社提供、写真は一部加工)

東証1部に指定され、サニーサイドアップの役員らが東京証券取引所でのセレモニーに参加した(同社提供、写真は一部加工)【拡大】

 サッカー元日本代表・中田英寿氏(41)のマネジメントなどで知られるPR会社、サニーサイドアップが3日、東京証券取引所の承認を受け、東証2部から同1部に指定された。

 同社は1985年創業。中田氏や平泳ぎで五輪2大会連続2冠の北島康介氏(36)ら数多くのスター選手を世に送り出し、最近ではカジュアルダイニング「bills(ビルズ)」の事業や大規模イベントのPRなどを多数展開している。

 スポーツプロモーションを主に手掛ける企業の1部指定は過去にほとんど例がなく、2部から1部への銘柄指定までかかった日数で「89日」は東証史上2位のスピード記録。2020年東京五輪を前に、さらに注目を集めそうだ。

 東京・中央区の東京証券取引所で行われたセレモニーに出席した次原社長は記者会見で、17歳から携わってきた会社の成り立ちに触れ「こんな日を迎える日が来るとは、1ミリたりとも想像できませんでした」と感慨深げ。

 「今でこそ女性の活躍が注目される時代になりましたが、現実的に女性経営者の会社というものは厳しい現実がありました。3700社ある上場会社の中で女性経営者は1%。創業者は2、3人というのが今の日本の冗談のような現実です。サニーサイドアップの1部上場が、ほんの少しでも、これからの日本の女性の未来につながることを願います」と期待した。

 また、今後に向けては「私たちは、人の生活を画期的に変えるようなものはつくれないかもしれないけれど、そんなモノやコトを世の中に伝えるお手伝いはできます。伝えるという仕事を通じて『人の世もまんざら捨てたものではない』『この時代に生まれて楽しい』といった世の中の空気をつくることもできます。これからも私たちしかできない、私たちがやるべきチャレンジを続けていきます」と力強く語った。