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桃澤さん、世界へ弾み初V!箱根ランナー貫禄走/千葉マリンマラソン

桃澤さん、世界へ弾み初V!箱根ランナー貫禄走/千葉マリンマラソン

特集:
箱根駅伝
桃澤さんは右手をあげてフィニッシュ!! 大学の同期、井上に刺激を受ける (撮影・戸加里真司)

桃澤さんは右手をあげてフィニッシュ!! 大学の同期、井上に刺激を受ける (撮影・戸加里真司)【拡大】

 千葉マリンマラソン(2日、千葉・ZOZOマリンスタジアム、幕張メッセ周辺)公認ハーフ男子(21・0975キロ)は、初出場の桃澤大祐さん(25)=サン工業=が、1時間5分21秒で優勝した。山梨学院大時代の同期で、今夏のジャカルタ・アジア大会男子マラソンで金メダルを獲得した井上大仁(ひろと、25)=MHPS=のように世界で活躍するランナーを目指す。同女子は大沼月美貴(つみき)さん(20)=オキHD=が、1時間25分28秒で初優勝した。

 気持ちよさそうに幕張を駆け抜けた。初めて出場した市民ランナーの桃澤さんが、1時間5分21秒で優勝した。

 「風が強くて(平たんな)コースのわりにはきつかった。この走りをマラソンにつなげていければいい」

 序盤は落ち着いた走りで流れを作り、残り3キロで後続を引き離した。レース開始8時間前の午前2時に、自宅がある長野・中川村を車で出発。約285キロの道のりを運転した疲れをみせずにゴールテープを先頭で切った。

 山梨学院大では3年連続で箱根駅伝の6区を走った。複数の実業団から誘われたが、地元のサン工業に就職した。「今年だけでも60試合以上は出ている」。仕事をしながら、毎週のようにレースに出て力をつけてきた。

 大学時代の同期が刺激になっている。今夏のジャカルタ・アジア大会男子マラソン金メダリストの井上だ。先月24日、八王子ロングディスタンス1万メートルのレースで一緒になった。桃澤さんは28分25秒で自己ベストを更新するも、井上は27分56秒だった。

 アジア王者に敗れたが、レース後に「おまえに負けていられないからな」と声をかけられた。桃澤さんは「大学時代は背中すら見えなかったけれど、遠くにちょっとだけでも背中がみえたかな」と胸を張った。

 「ワールドマラソンメジャーズで優勝することが目標」。来年3月の東京マラソンへの出場を視野に入れる。先を行く同期の背中を追いかける。 (石井文敏)

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  • 選手宣誓をする平野さんファミリー(左から)父・平野勇樹さん、遥大くん、睦大くん、母・真紀さん