2018.11.24 18:30

リオ五輪王者の大野、海老沼を退けて金メダル/柔道

リオ五輪王者の大野、海老沼を退けて金メダル/柔道

海老沼匡(左)を攻める大野将平(右)=丸善インテックアリーナ大阪(撮影・村本聡)

海老沼匡(左)を攻める大野将平(右)=丸善インテックアリーナ大阪(撮影・村本聡)【拡大】

 柔道・グランドスラム(GS)大阪第2日(24日、大阪市の丸善インテックアリーナ大阪)男女計5階級が行われ、男子73キロ級は2016年リオジャネイロ五輪金メダルの大野将平(26)=旭化成=が金メダルを獲得した。

 「尊敬する海老沼先輩と決勝で戦えて誇りに思う。73キロ級は大野将平の階級だと見せつけないといけない思いだった」

 準決勝までの5試合は相手に隙を与えず、オール一本勝ち。決勝の相手は同66キロ級で五輪2大会連続銅メダルの海老沼匡(28)=パーク24=だった。序盤は力と力のぶつかり合いで、一進一退の攻防が続く。残り20秒を切ったところで、大野が技ありを奪い、優勢勝ち。今年4月の全日本選抜体重別選手権準決勝(福岡)で敗れたリベンジを果たした。

 リオ五輪後、大野が掲げたテーマは「成熟」だった。天理大大学院体育学研究科で学業に向き合った。今年1月に修士論文を発表した。信条の「圧倒的な柔道」を多方面で追い求めてきた。

 そして本格復帰戦と位置づけた今夏のジャカルタ・アジア大会で優勝を飾り、五輪、世界選手権に続き、「アジア王者」の称号が加わっていた。目標は東京大会での五輪2連覇。国内唯一の国際大会で、大野が完全復活を印象づけた。

  • 海老沼匡(左)を攻める大野将平(右)=丸善インテックアリーナ大阪(撮影・村本聡)