2018.11.21 16:47

高藤、本格的な稽古再開は3週間前 左膝の「痛みはない」/柔道

高藤、本格的な稽古再開は3週間前 左膝の「痛みはない」/柔道

会場内の柔道場で調整した男子60キロ級の高藤直寿=大阪市内

会場内の柔道場で調整した男子60キロ級の高藤直寿=大阪市内【拡大】

 柔道のグランドスラム(GS)大阪(23日開幕、丸善インテックアリーナ大阪)に出場する日本代表男子は21日、会場内の柔道場で練習を公開した。2016年リオデジャネイロ五輪60キロ級銅メダルの高藤直寿(25)=パーク24=は「日本で行われる唯一の国際大会。世界王者の実力を日本の人に見せられるように」と覚悟を示した。

 2連覇を達成した9月の世界選手権(バクー)で左膝を負傷した。診断の結果は外側靭帯(じんたい)損傷だった。しばらくはけがの回復につとめた。転機が訪れたのは、今月上旬の講道館杯全日本体重別選手権だった。観戦した高藤は「(GS大阪は)欠場という選択肢もあるなかで、スイッチが入ったというか。試合したいな、と思った。僕は柔道が好きだった」と全身全霊で戦う同士の姿を目の当たりにするなどで迷いが吹き飛んだ。本格的な稽古の再開は3週間前だったが、今大会に間に合った。

 この日は約2時間、調整した。左膝については「痛みはない。そんな気にせずにできるので問題ない。(けがの)怖さはあるけど」と話した。

 世界選手権覇者は今大会を制すれば、来年の世界選手権(日本武道館)代表に内定するが、「あまり気にしていない」。むしろ強く意識するのは、世界選手権銅メダルの永山竜樹(22)=東海大=とのマッチアップだ。同大会では準決勝で対戦して勝利。通算対戦を2勝2敗の五分に戻した。「永山選手とはここで大きな勝負になる。今回も面白い試合になるんじゃないかな」と3学年下の後輩を打ち破るイメージを膨らませた。