2018.11.21 05:02

体操、東京五輪でAI採点!審判をサポート…来年の世界選手権から実用化

体操、東京五輪でAI採点!審判をサポート…来年の世界選手権から実用化

会見では新しい「採点支援システム」が“実演”された (撮影・桐山弘太)

会見では新しい「採点支援システム」が“実演”された (撮影・桐山弘太)【拡大】

 国際体操連盟(FIG)と富士通が20日、東京都内で記者会見し、人工知能(AI)や3Dレーザーセンサーを活用した採点支援システムの採用とパートナーシップ契約の締結を発表した。同システムは来年の世界選手権(10月、ドイツ)から実用化され、2020年東京五輪でも一部種目で導入される見込み。

 両者は昨年から提携。演技中の選手に照射するレーザーの反射で動きを立体的に把握し、AIの技術も生かして体の角度や技を自動認識するシステムを開発。技の高度化で目視による正確な採点が難しくなっていた審判員の支援と、公平性の確保を目指してきた。

 会見では、選手があん馬を実演すると技の角度などが画面に表示された。将来はこのシステムでの自動採点を目指す。FIGの渡辺守成会長(59)は「採点スポーツが課題にしていた審判の公平性を高めてくれる」と期待感を示した。

  • 「採点支援システム」の画面。AIにより選手の動きが3次元の画像に変換される