2018.11.16 16:11

神野、大迫&設楽悠太に対抗心「2人の記録には挑戦したい」/マラソン

神野、大迫&設楽悠太に対抗心「2人の記録には挑戦したい」/マラソン

シューズ職人・三村仁司氏(左)の手になる新しい武器を手に、満面の笑顔を見せる神野大地=東京・渋谷

シューズ職人・三村仁司氏(左)の手になる新しい武器を手に、満面の笑顔を見せる神野大地=東京・渋谷【拡大】

 来月2日の福岡国際マラソンで、2020年東京五輪代表選考会「マラソン・グランドチャンピオンシップ(MGC)」出場権獲得を目指す神野大地(25)が16日、東京都内で支援を受けるスポーツ用品メーカー、ニューバランスの新商品発表会に出席。相次いで日本記録をマークした設楽悠太(26)=ホンダ=と大迫傑(27)=ナイキ=への対抗心を表した。

 「2人の記録には、すぐにではないが挑戦したい」と神野。「MGCはタイムではなく勝負。まずは一緒の土俵に上がらないと、高いレベルで彼らと戦えない」

 この日発表された「NB HANZO V2」は、「原題の名工」の称号を持つシューズ職人、三村仁司氏が手がけた新作。箱根駅伝の5区で区間新を打ち立て、「三代目山の神」の異名を取った青学大時代から三村氏の手がけた靴を使っている神野は「作りがすごく繊細。フィット感や地面からの反発といった、僕が重視している部分もとてもよかった」と絶賛。けがをせず、練習を積める靴という三村氏のコンセプトは自信の考えに合致しており、「靴は速くなるための最大の武器。自分はいい武器を持っている」。頼もしそうに話すと、「多くの人に履いてほしい」と推奨した。

 今年4月末で実業団を退社してプロランナーに転向。2カ月半のケニア合宿を敢行するなど力を蓄えてきた。9月のベルリンマラソンでは以前からの持病である腹痛で途中棄権したが、「対策はしている。あまり腹痛のことは考えすぎずにやっていこうと思っている。練習をしっかりできたら結果が付いてくる」。

 福岡国際マラソンへ向けては「MGC(の出場権)を取りたい。タイムというより、出るからには誰にも負けないという気持ちをしっかり持って走りたい」と意欲的だ。

 ナイキの靴を履く2人が日本記録を出したことで、マラソン界ではナイキの厚底靴のブームが起きている。神野は「僕が結果を出せば『NB HANZO V2』が注目される」と気合を入れた。