2018.11.14 17:57

稀勢の里、横綱で87年ぶり初日から4連敗 行司軍配差し違えで平幕栃煌山に金星配給/九州場所

稀勢の里、横綱で87年ぶり初日から4連敗 行司軍配差し違えで平幕栃煌山に金星配給/九州場所

特集:
稀勢の里
すくい投げで栃煌山に敗れた稀勢の里(手前)=福岡国際センター(撮影・仲道裕司)

すくい投げで栃煌山に敗れた稀勢の里(手前)=福岡国際センター(撮影・仲道裕司)【拡大】

 大相撲九州場所4日目(14日、福岡国際センター)一人横綱の稀勢の里(32)が平幕栃煌山(31)に行司軍配差し違えの末にすくい投げで敗れた。不戦敗を除いて横綱の初日からの4連敗は、11日制だった昭和6年春場所の宮城山以来87年ぶり。1場所15日制が定着した昭和24年夏場所以降では初の事態となった。 

 稀勢の里は栃煌山の差し手を右から抱え、左を浅く差して前に出るが、土俵際まで追い詰めたところで栃煌山の左からのすくい投げに肩から落ちる。行司は寄りを有利と見て稀勢の里に軍配を上げたが、物言いがつき、協議の結果、行司差し違いで栃煌山の勝ちとなった。

 白鵬、鶴竜2横綱の休場により、横綱昇進後初の一人横綱となった稀勢の里は、小結だった平成21年初場所以来(最終成績は8勝7敗)初日から3連敗を喫していた。

 横綱の初日からの3連敗は、年6場所制が定着した昭和33年以降では平成4年初場所の旭富士以来26年ぶり。その場所限りで引退した旭富士を含め、同様のケースは5横綱のべ6度ある。朝潮(2度)、琴桜、輪島、大乃国で出場を続けたのは大乃国一人。うち4度が4日目から休場に追い込まれており、稀勢の里も甘い判断は許されない状況だった。

 4日目結果へ5日目取組へ

  • 玉鷲をはたき込む豪栄道=福岡国際センター(撮影・仲道裕司)
  • 錦木をはたき込む高安=福岡国際センター(撮影・仲道裕司)
  • 正代を押し出した貴景勝=福岡国際センター(撮影・仲道裕司)
  • 貴ノ岩を下手投げで下した勢=福岡国際センター(撮影・仲道裕司)
  • 4連敗した稀勢の里=福岡国際センター(撮影・林俊志)
  • 4連敗した稀勢の里=福岡国際センター(撮影・林俊志)
  • 会場をあとにする稀勢の里=福岡国際センター(撮影・仲道裕司)