2018.11.12 21:33

東京五輪、中国製体操器具は採用見送り 日仏独社製に「総合的に判断」

東京五輪、中国製体操器具は採用見送り 日仏独社製に「総合的に判断」

 2020年東京五輪の体操で使用される器具を巡り、大会組織委員会は12日、日本の「セノー」のほか、フランス、ドイツの3カ国メーカーで構成される共同事業体の器具を採用する方針を明らかにした。3日までドーハで行われた世界選手権では中国製のものが使われたが、組織委の審査委員会が国際体操連盟(FIG)から提案された中国製との2案のうち、5日までに総合評価で結論を出したという。

 今回の世界選手権では白井健三(日体大)らが床運動などで反発力の少ない中国製の器具に苦しみ、否定的な意見も出た。五輪で採用される器具は原則、各競技の国際連盟(IF)が指定した中から、組織委が調達することになっている。

 組織委は器具採用の理由として「価格、器材の設置などの工程管理を含め、総合的に判断した」としている。年内の正式契約を目指す。