2018.11.10 05:01

稀勢Vs貴景勝、11日初日「九州場所」いきなり注目力士対決

稀勢Vs貴景勝、11日初日「九州場所」いきなり注目力士対決

特集:
稀勢の里
若い衆の稽古を見守る稀勢の里=田子ノ浦部屋宿舎

若い衆の稽古を見守る稀勢の里=田子ノ浦部屋宿舎【拡大】

 日本相撲協会は9日、大相撲九州場所(11日初日、福岡国際センター)の取組編成会議を開き、2日目までの取組を決めた。初めて一人横綱で臨む稀勢の里(32)は初日に小結貴景勝(22)、2日目に平幕妙義龍(32)の挑戦を受けることになった。元貴乃花親方(元横綱)の退職に伴い千賀ノ浦部屋に移った貴景勝とは過去2勝2敗。難敵を破って勢いに乗り、10場所ぶり3度目となる復活優勝を狙う。

 引退危機というこれ以上ない重圧に比べれば、一人横綱のプレッシャーなど軽いもの。復活優勝を目指す稀勢の里はこの日、福岡・大野城市の田子ノ浦部屋で朝稽古を行い、四股やすり足などで調整した。本場所用の締め込みを着け、何度も笑顔を見せるなどリラックスした様子だった。

 白鵬、鶴竜の両横綱が休場するため、日本出身では平成15年初場所の貴乃花以来となる一人横綱を務める。稽古後は取材対応せず、外出時には迎えのタクシーに近づかないよう付け人が報道陣に指示する場面もあった。

 初日は過去2勝2敗の難敵、小結貴景勝との対戦が組まれた。2日目の妙義龍とは16勝4敗。現在6連勝中だけに、初日を白星で乗り切れば勢いがつく。阿武松審判部長(元関脇益荒雄)は「優勝争いに絡んでもらいたい。(稽古で)左の攻めが出せているので、相撲の流れができている」と大きな期待を寄せた。

  • 稽古を終えて黙想する稀勢の里=田子ノ浦部屋宿舎
  • 朝稽古の合間に笑顔を見せる稀勢の里=福岡県大野城市の田子ノ浦部屋宿舎
  • 朝稽古で汗を流す稀勢の里=福岡県大野城市の田子ノ浦部屋宿舎