2018.11.10 18:48

紀平、レッドブルがスポンサー「翼を授ける」トリプルアクセル/フィギュア

紀平、レッドブルがスポンサー「翼を授ける」トリプルアクセル/フィギュア

特集:
紀平梨花
女子フリー 演技する紀平梨花=広島市中区・広島グリーンアリーナ(撮影・加藤孝規)

女子フリー 演技する紀平梨花=広島市中区・広島グリーンアリーナ(撮影・加藤孝規)【拡大】

 フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯第2日(10日、広島県立総合体育館)女子フリーで、ショートプログラム(SP)5位の紀平梨花(16)=関大KFSC=がフリー1位の154・72点をマーク。合計224・31点で初優勝を飾った。

 紀平のスポンサーの1つがエナジードリンクのレッドブル。同社のロゴが入ったウエアで練習している。レッドブルはスノーボード男子ハーフパイプ(HP)で3度、五輪金メダリストとなったショーン・ホワイト(32)=米国=など、冬季競技にも力を入れているが、フィギュアスケーターを支援するのは異例。紀平は同社のキャッチコピー、「翼を授ける」にふさわしいジャンプの申し子だ。

 スケートとの出会いは3歳。母・実香さんと姉・萌絵さんと3人で冬場の遊びとして神戸のリンクに行ったときだった。紀平は立っては転けて膝を打つことを繰り返すスタート。上手に滑る4つ上の姉に対し負けず嫌いな性格が出て、家族の「帰ろうよ」の声に耳を貸さず、閉場間際になっても滑れるまではリンクを離れなかった。

 回数を重ねるごとに上達し、5歳の冬休みに短期教室に通い始めたことからスケーター人生は動き出す。3月でリンクが閉まれば通年でやっている教室に移った。着実に級を重ね、小学1年の1月に当時のコーチから個人レッスンに誘われた。それ以降、土日は最低6時間、平日も2時間の練習に費やした。

 競技経験のない両親はリンク外でのサポートに全力を注いだ。精神面は厳しく教育した。練習態度の悪さが目に映れば、リンクサイドからも声を飛ばした。成長著しい娘のために父・勝己さんも動いた。大会ごとに表彰台をチェックし、情報を集めた。その結果、現在指導を仰ぐ濱田美栄コーチが在籍する関大KFSCにたどりついた。

  • 女子フリー演技する紀平梨花=広島県立総合体育館
  • 女子フリートリプルアクセルを決める紀平梨花=広島市中区・広島グリーンアリーナ(撮影・加藤孝規)
  • 女子フリートリプルアクセルを決める紀平梨花=広島市中区・広島グリーンアリーナ(撮影・加藤孝規)
  • 女子フリー演技する紀平梨花=広島県立総合体育館
  • 女子フリー演技する紀平梨花=広島県立総合体育館
  • 女子フリー演技する紀平梨花=広島市中区・広島グリーンアリーナ(撮影・加藤孝規)
  • 女子フリー演技する紀平梨花=広島市中区・広島グリーンアリーナ(撮影・加藤孝規)
  • 女子フリー演技する紀平梨花=広島市中区・広島グリーンアリーナ(撮影・加藤孝規)
  • 女子フリー演技する紀平梨花=広島市中区・広島グリーンアリーナ(撮影・加藤孝規)
  • 女子フリー演技する紀平梨花=広島県立総合体育館