2018.11.10 21:58

宇野がNHK杯初制覇 GP2連勝でファイナル進出/フィギュア

宇野がNHK杯初制覇 GP2連勝でファイナル進出/フィギュア

特集:
宇野昌磨
男子フリー 演技する宇野昌磨=広島県立総合体育館

男子フリー 演技する宇野昌磨=広島県立総合体育館【拡大】

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、NHK杯第2日は10日、広島県立総合体育館で行われ、女子はショートプログラム(SP)で5位だった16歳の紀平梨花(関大KFSC)がフリーで大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に2度成功して154・72点で1位となり、合計224・31点で日本勢初のGP初出場優勝を果たした。

 第1戦優勝の宮原知子(関大)がSP、フリーともに2位の合計219・47点で2位となり、3位のエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)とともにシリーズ上位6人によるGPファイナル(12月6~8日・バンクーバー)進出を決めた。三原舞依(シスメックス)は204・20点で4位だった。

 男子は宇野昌磨(トヨタ自動車)がSP、フリーともに1位の合計276・45点で初制覇し、GP2連勝でファイナル進出。山本草太(中京大)は213・40点で6位、佐藤洸彬(南部美人)は185・18点で10位。

 ペアは須崎海羽、木原龍一組(木下グループ)が合計143・69点で最下位の8位に終わった。

 アイスダンスのリズムダンス(RD)で小松原美里(倉敷FSC)ティム・コレト(米国)組は59・40点で9位。

宇野昌磨の話「ちゃんとしたいい演技に一歩近づいた。ミスは出たがメンタルの面では負けてなかった。期待に応える演技はあまりできなかったが、次の試合に向けて頑張りたい」

紀平梨花の話「自分のほぼ最高の演技。まだ信じられない。こんな幸せな気持ちになれたのは初めて。(演技後は)ガッツポーズせずにはいられなかった」

宮原知子の話「フリーは緊張が出てしまった。もう少し思い切っていけたら良かったという悔しさもある。(紀平は)すごくいい刺激を受ける存在。GPファイナルでは頑張って滑りたい」

三原舞依の話「全体的にスピード感がなかったかなと思う。憧れの舞台で滑れて幸せだった。この大会に出ている選手と戦える実力を付けたい」

浜田美栄コーチの話「(紀平の点数は)練習の一番いいものが出れば、それくらいはいくと思っていた。昨日は闘争心が足りないという話をした。ここに連れてきてくれたことに感謝している」

佐藤洸彬の話「今日は前半の良い流れを後半につなげることができなかったのが悔しい。練習でできて試合でできないのは、技術的なものよりも精神的なものだと思う」

山本草太の話「悔しい。何もプレッシャーがない中、緊張してしまった。試合に出られることを幸せに思っている。だからこそ集中してやらないといけない。失敗をなくすように次へ向けてやっていきたい」

須崎海羽の話「練習してきたことを全て出すという目標を達成できなくて悔しい。自分の気持ちに迷いがあった。気持ちを強く持って、昨シーズンの自分たちを超えたい」

木原龍一の話「ベストには程遠い演技で正直悔しい。次戦の全日本選手権まで1カ月以上あるので、今できることを2人で少しずつ積み重ねていきたい」

ティム・コレトの話「昨季よりもお互いがより密に滑って、一体感が出せている。新しい一面を見せられるように、明日(11日)は攻めの滑りをしたい」

小松原美里の話「温かい声援がとてもうれしかった。今日は少しミスがあったが、(合計)160点台を出せるように気持ちを切り替えて、フリーで思い切り滑りたい」

  • 男子フリー演技する宇野昌磨=広島県立総合体育館
  • NHK杯で日本勢初のGPシリーズ初出場優勝した紀平梨花(右)と2位の宮原知子=広島県立総合体育館
  • 女子フリー表彰式左から宮原知子、紀平梨花、エリザベータ・トゥクタミシェワ=広島市中区・広島グリーンアリーナ(撮影・加藤孝規)
  • 女子フリー演技する三原舞依=広島市中区・広島グリーンアリーナ(撮影・加藤孝規)
  • 女子フリー演技する三原舞依=広島市中区・広島グリーンアリーナ(撮影・加藤孝規)
  • ペア・フリー演技をする須崎海羽&木原龍一組=広島市中区・広島グリーンアリーナ(撮影・加藤孝規)
  • アイスダンス・リズムダンス演技をする小松原美里、ティム・コレト組=広島市中区・広島グリーンアリーナ(撮影・加藤孝規)
  • ペアで優勝したロシアのナタリア・ザビアコ、アレクサンドル・エンベルト組=広島市中区・広島グリーンアリーナ(撮影・加藤孝規)
  • ペア優勝したロシアのナタリア・ザビアコ、アレクサンドル・エンベルト組=広島市中区・広島グリーンアリーナ(撮影・加藤孝規)