2018.11.9 19:21

日大、学長直轄の統括組織新設 アメフット問題で改革

日大、学長直轄の統括組織新設 アメフット問題で改革

特集:
アメフット

 アメリカンフットボール部の悪質な反則問題があった日本大は9日、大学本部に運動部活動を所管する「競技スポーツ部」を新設し、学長のガバナンス(組織統治)が直接及ぶようにすることを柱とした改革の取り組みを公表した。大学の付属機関の位置付けだった従来の統括組織「保健体育審議会」は廃止する。組織改編には部活動に対する責任態勢を明確化し、学生や指導者の相談窓口の運営など支援を強化する狙いがある。

 競技の枠を超えて情報交換を図る「監督コーチ会」や、学生による「選手会」を発足させ、指導力や競技力の向上を目指す。改革の状況を観察する組織として、外部有識者らによる「競技スポーツ部監理委員会」も設ける。

 アメフット部の内田正人前監督が大学の常務理事や人事部長など強い権力を握っていたことも問題の背景にあったことから、大学運営に携わる理事らが監督やコーチなどを兼務しないことも盛り込まれた。