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白井が負けた…得意の「床」で3連覇ならず『銀』/体操

白井が負けた…得意の「床」で3連覇ならず『銀』/体操

床運動でフィニッシュする白井(共同、連続合成写真)

床運動でフィニッシュする白井(共同、連続合成写真)【拡大】

 体操・世界選手権第9日(2日、ドーハ)種目別決勝前半が行われ、男子床運動で白井健三(22)=日体大=は14・866点で銀メダル。同種目で最多に並ぶ4度目の優勝はならなかった。アルトゥール・ダラロヤン(22)=ロシア=が14・900点で初制覇し、萱(かや)和磨(21)=順大=が14・100点で8位。女子跳馬はシモーン・バイルス(21)=米国=が15・366点で初優勝し、団体総合、個人総合と合わせた3冠に輝いた。通算13個目の金メダルとなり、男女を通じて最多記録を塗り替えた。

 好敵手との健闘をたたえ合おうと作った笑顔は、ひきつっていた。3大会連続4度目の世界一を逃し、銀メダルに終わった白井は、大トリの演技で戴冠をさらったダラロヤンと寂しげに抱き合った。

 「昨年と色は違うけど、(胸に)ぶら下げるものがあるだけで良かった。最後まで器具に慣れなかった。大過失がなかったのは奇跡的」

 H難度の「シライ3(後方伸身2回宙返り3回ひねり)」を封印。G難度の「リ・ジョンソン(後方抱え込み2回宙返り3回ひねり)」などの実施を確実に狙ったが、着地をまとめきれない。反発力に乏しい中国製の器具への対応策で、難度を指すDスコアを下げた。その分、出来栄えを示すEスコアを重視し、個人総合を制したロシアの難敵に対抗するはずも、肝心のEスコアで0・634点下回った。

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  • 順位決定直後は悔しさをにじませた白井(左端)だが、その後の表彰式ではすがすがしい表情だった。中央は優勝したダラロヤン、右端は3位のユーロ(撮影・桐山弘太)
  • 男子種目別の床運動で銀メダルを獲得した白井健三=ドーハ(撮影・桐山弘太)
  • 男子種目別決勝床運動を終えガッツポーズの白井健三=ドーハ(撮影・桐山弘太)
  • 男子種目別決勝萱和磨の床運動=ドーハ(撮影・桐山弘太)
  • 白井健三・世界選手権&五輪のメダル