2018.11.2 00:23

村上茉愛、1年前に感じた精神面の差を克服 昨年4位の悔しさ晴らす銀メダル/体操

村上茉愛、1年前に感じた精神面の差を克服 昨年4位の悔しさ晴らす銀メダル/体操

女子個人総合決勝 銀メダルを獲得した村上茉愛=ドーハ(撮影・桐山弘太)

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 体操・世界選手権第8日(1日、ドーハ)女子個人総合決勝が行われ、予選3位で通過した昨年4位の村上茉愛(22)=日体大=が4種目合計55・798点をマークし、同種目の日本勢で過去最高の銀メダルを獲得した。日本女子の表彰台は2009年の鶴見虹子の3位以来となった。

 世界選手権の個人総合は予選を首位通過しながら、決勝はミスが目立ち4位。メダルにあと一歩届かなかった。「世界の舞台は違うなと感じた。これまでは技術面の差と思っていたけど、ミスがなかったら勝てていた。緊張が重なって意外なところで失敗し、そこに穴があった。精神面の差が大きかった。そういうところを気をつけて練習しないといけない」。決勝の平均台で落下した。絶好のチャンスを逃し、悔し涙をこぼした。あれから1年。苦い経験を糧にした。

 2016年リオデジャネイロ五輪女王のシモーン・バイルス(21)=米国=が57・491点で4度目の優勝を飾った。「世界の強豪と比べると、Dスコア(演技価値点)が足りていない。自分は技が少なく淡々と通すだけになっている。個人総合で勝つためには、技を入れて難度を上げていかないといけない」。2年後の東京五輪へ、頂点だけを見据えて歩む。