2018.11.1 08:31

ダラロヤンが劇的初V! 白井も舌を巻く「力強い体操をする選手」/体操

ダラロヤンが劇的初V! 白井も舌を巻く「力強い体操をする選手」/体操

 体操の世界選手権第7日は10月31日、ドーハで男子個人総合決勝が行われ、予選10位の萱和磨(順大)は6種目合計84・765点で6位、予選6位だった昨年3位の白井健三(日体大)は84・531点で7位に終わった。予選の得点を持ち越さずに24人で争われ、87・598点で並んだアルトゥール・ダラロヤン(ロシア)が得点の高い5種目合計で上回って初制覇を果たし、2連覇を狙った予選1位の肖若騰(中国)が2位。ニキータ・ナゴルニー(ロシア)が86・331点で3位だった。

 最後の鉄棒で最終演技者の肖若騰が終えると、電光掲示板の上位2人に同じ「87・598」が表示された。得点の高い5種目合計で初優勝となったダラロヤンは「彼の名前の次に2位と表示されているのがすぐ目に入った。驚いたし、幸せだった」。ロシア勢で1999年大会2位の塚原直也に競り勝ったクリュコフ以来となる世界王者は劇的な形で訪れた。

 小さい頃から活発で、6歳で体操を始めた。22歳のオールラウンダーは昨年から頭角を現し、床運動と跳馬では白井に次ぐ全体2位、つり輪では全体1位と総合力の高さを見せつけた。同い年の白井は「力強い体操をする選手。高さやパワフルさはロシアが頭ひとつ抜けている」と舌を巻いた。(共同)