2018.10.31 05:02(1/2ページ)

体操ニッポン団体連覇へ!加藤氏の金言、難度を落とさずに勝負しないと対抗できない

体操ニッポン団体連覇へ!加藤氏の金言、難度を落とさずに勝負しないと対抗できない

中国とロシアに敗れ、表彰台で悔しそうな日本。左から谷川翔、谷川航、田中、萱、白井、内村

中国とロシアに敗れ、表彰台で悔しそうな日本。左から谷川翔、谷川航、田中、萱、白井、内村【拡大】

 体操世界選手権第6日(30日、ドーハ)2020年東京五輪予選を兼ねた大会。女子団体総合決勝が行われ、16年リオデジャネイロ五輪4位の日本は合計160.262点で6位に終わり、3位以内に与えられる五輪出場枠を逃した。米国が4連覇し、2位にロシア、3位に中国が入った。一方、前日29日の男子団体総合決勝で3位に入り五輪出場枠を獲得した日本に対し、1968年メキシコ、72年ミュンヘン五輪で男子個人総合を連覇した加藤沢男氏(72)はDスコア(演技価値点)を上げなければロシアや中国には対抗できないと“金言”を送った。

 粗っぽい試合だった。日本だけでなく、1位の中国も2位のロシアも同じようにミスをしていた。演じるのは機械ではなく人間だ。演技に完璧はないにしても、失敗は最小限にとどめなければ勝てない。日本はそのミスが大きかった。

 Dスコアを比較すると、日本の106・4点に対し、中国は107・8点でロシアは107・5点。この1点強が体操では大きな差だ。日本はDスコアを落とし、技の精度を重視する作戦で確実に東京五輪行きの切符を狙いにいった。だが、出来栄えを示すEスコアでもこの2チームには勝てなかった。

 けが人を抱え、チーム事情は万全でなかった。ただ、作戦とはいえ、各選手ができる限りの演技構成から技を抜いてはライバル国には自信がないとみられてしまう。もう少し強気に攻めても良かったのではないか。

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