2018.10.19 21:57

【再発防止一問一答】但木委員長「大きな鍵は協会の動き」

【再発防止一問一答】

但木委員長「大きな鍵は協会の動き」

 日本相撲協会の第三者機関、暴力問題再発防止検討委員会(但木敬一委員長=元検事総長)は19日、実態調査や再発防止策の最終的な報告書を協会に提出し、内容を公表した。力士や親方ら協会員への聞き取りで暴力が残っていると指摘し、師匠や協会に率先して問題に取り組むことを求めた。

 但木委員長の一問一答は次の通り。

 --暴力根絶に向けての思いは

 「子供たちが力士になりたいと入門してくる。たくさんの人々を迎えるためにも、暴力を根絶してもらいたい」

 --協会に求めるものは

 「協会が関与してこなかった歴史があり、部屋を尊重したことで(暴力事案の)報告が上がってこない体制をつくった。協会の問題と捉えて対処し、必要な情報を入手し公開していく必要がある。大きな鍵は協会の動き」

 --協会が準備しているコンプライアンス(法令順守)委員会について

 「せっかくつくるなら暴力問題を裁く場になってほしい。筋が通った場が必要だ」

 --異なる部屋の力士による上下関係にも言及した

 「日馬富士の事件で異様に感じたのが、なぜ違う部屋の人が、他人の育成した宝物の頭を殴ってけがをさせることができるのかという違和感。世間が持っている構造と違うのではないか」