2018.10.19 11:30(1/2ページ)

【乾坤一筆】シューマッハー息子来季F1参戦あるかも

【乾坤一筆】

シューマッハー息子来季F1参戦あるかも

特集:
ベテラン記者コラム・乾坤一筆

 モータースポーツ界で今、一身に注目を集める超新星がいる。彼は欧州F3参戦2年目の今季、全30戦のうちの第15戦で初勝利を挙げると、そこから12戦で8勝し、あれよあれよという間に王座を手にしてしまった。その名はミック・シューマッハー(19)=ドイツ。F1世界選手権で史上最多7度の王座に輝いたミヒャエル(49)の長男だ。

 「父親の腕と、何よりレースの遺伝子を受け継いでいる」。かつて父と競ったゲルハルト・ベルガー氏(59)が感嘆した。

 史上最強のドライバーの名と才に加え、母に似たのかハンサムボーイ。注目を受けないはずがない。王座獲得でF1参戦に必要なスーパーライセンス取得資格も満たしたため、欧州マスコミは来季のF1参戦も-と騒がしい。父が所属し5年連続王座を獲得したフェラーリのマウリツィオ・アリバベーネ代表も「チームの歴史の一ページを作った名にノーはあり得ない。ドアはいつでも開いている」と歓迎の意向だ。

 エンジンのハイブリッド化で勝てるチームが減ったことや、ルールが複雑化したことで、近年のF1は世界的に人気が落ち込みつつある。運営側としても一日も早く参戦してほしいだろう。

 それでも関係者はじっくり育てようと考えている。「彼にはまだ学ぶことが多く、時間が必要」とは、父の親友のジャン・トッド国際自動車連盟会長。アリバベーネ氏も「大事なのは彼を輝かせること。楽しみながら、ゆっくり着実に光を増してくれれば」とする。

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