2018.10.14 05:01

順大のエース・塩尻、日本勢トップ「思ってもいないタイムが出た」/駅伝

順大のエース・塩尻、日本勢トップ「思ってもいないタイムが出た」/駅伝

五輪経験のある順大・塩尻が貫禄の走りで予選通過に貢献。新春の箱根路でも輝く

五輪経験のある順大・塩尻が貫禄の走りで予選通過に貢献。新春の箱根路でも輝く【拡大】

 東京箱根間往復大学駅伝予選会(13日、陸上自衛隊立川駐屯地-国営昭和記念公園)表情ひとつ変えずに、疾走した。15キロ付近で2位集団から抜け出した順大の塩尻は、1時間1分22秒の好タイムで日本勢トップだった。桜美林大のレダマ・キサイサ(3年)に次ぐ全体2位の好走。予選2位通過の原動力になった。

 「上り調子で本番を迎えられた。思ってもいないタイムが出た」

 3000メートル障害で2016年リオデジャネイロ五輪に出場。大きな期待を背負った今年1月の箱根駅伝は、エースが集まる花の2区を3年連続で任されたが、区間10位に沈んだ。チームは10位と14秒差の11位でシード権を落とし、「(前回)シード権を逃したのは自分が原因」と責任を痛感した。

 今夏のジャカルタ・アジア大会に出場し、3000メートル障害で銅メダルを獲得。学生オリンピアンは豊富な国際経験を生かし、ハーフマラソンの順大記録で、チームを8年連続60回目の出場に導いた。

 「(前回の)借りを返して区間賞を取りたい」

 4年生の塩尻が最後の箱根路で前回大会の悔しさを晴らす。 (石井文敏)

塩尻 和也(しおじり・かずや)

 1996(平成8)年11月8日生まれ、21歳。群馬・伊勢崎市出身。伊勢崎清明高から順大に進学。3000メートル障害で2014年世界ジュニア選手権9位。16年リオデジャネイロ五輪3000メートル障害に出場。18年日本選手権3000メートル障害優勝。箱根駅伝は16年から3年連続で2区を任された。1メートル70、53キロ。

  • 日本人トップでゴールする順大・塩尻=国営昭和記念公園(撮影・福島範和)