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尚弥、日本選手最速70秒KO!世界一決定トーナメント初戦突破/BOX

尚弥、日本選手最速70秒KO!世界一決定トーナメント初戦突破/BOX

右ストレートでパヤノの顔面を打ち抜く井上(左)。トランクスには長男「明波」の名が。開始70秒でKO勝ちし、世界の度肝を抜いた(撮影・今野顕)

右ストレートでパヤノの顔面を打ち抜く井上(左)。トランクスには長男「明波」の名が。開始70秒でKO勝ちし、世界の度肝を抜いた(撮影・今野顕)【拡大】

 プロボクシング・WBA世界バンタム級タイトルマッチ兼ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)同級1回戦(7日・横浜アリーナ)戦慄の70秒KOだ! 王者の井上尚弥(25)=大橋=が元WBAスーパー王者のフアンカルロス・パヤノ(34)=ドミニカ共和国=に1回1分10秒KO勝ち。世界戦での日本選手最速勝利で初防衛に成功し、階級最強を決める「ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)」の同級トーナメント初戦を楽々と突破した。世界戦での通算11KO勝利と7連続KO勝ちも日本選手の1位に。3つの新記録を達成した“怪物”が世界を驚かせた。

 “モンスター”の称号にふさわしい、圧倒的な勝利だ。ゴングからわずか70秒。井上が最初にクリーンヒットしたパンチで試合を決めた。左ジャブを放ち、瞬時に右ストレート。顔面を打ち抜かれたパヤノは背中からリングに沈んだ。

 「最高ですね。手応えがものすごく拳に伝わった。倒れ方を見ても、この一撃で終わると思った。最高の形でスタートを切れた」

 世界の120カ国・地域で生中継、配信された注目のWBSS初戦で衝撃のKO勝ちだ。喝采が降り注がれるリングに、昨年10月に生まれ、名前を公表していなかった長男・明波(あきは)くんを上げた。守るべき家族の前で国内最速KO勝ち、具志堅用高が持つ国内歴代1位の世界戦6試合連続KO勝ちを更新。内山高志がマークした世界戦通算10試合KO勝利も越えた。

 世界3階級制覇を達成した5月に続く2試合連続1回KO勝ち。強烈な破壊力を示したパンチは、繊細な感覚から生まれる。スパーリング中は必ずTシャツを脱いでリングに上がる。「試合と同じようにやりたいから」。

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  • KO勝ちした井上尚弥=横浜アリーナ(撮影・今野顕)
  • パンチを食らったパヤノ(右)は尻もちをついて起き上がれなかった
  • 1R、攻める井上尚弥(左)=横浜アリーナ(撮影・今野顕)
  • 1R、KO勝ちした井上尚弥(左)=横浜アリーナ(撮影・今野顕)
  • 1R、攻める井上尚弥(左)=横浜アリーナ(撮影・今野顕)
  • 井上尚弥のプロ全成績
  • プロボクシング・WBSSバンダム級トーナメント
  • プロボクシング・日本ジム所属の現役男子世界王者