2018.10.7 22:02

【試合結果】中田ジャパン、フルセット死闘制し2次L白星発進/バレー

【試合結果】

中田ジャパン、フルセット死闘制し2次L白星発進/バレー

 バレーボール・女子世界選手権第7日(7日、名古屋市ガイシプラザほか)2次リーグが始まり、E組で中田久美監督(53)率いる世界ランク6位の日本は、同9位のドミニカ共和国に3-2(25-17、28-26、22-25、25-27、15-11)で勝った。2-0から2セットを連取されフルセットに持ち込まれたが、石井優希(27)=久光製薬=の活躍で第5セットを15-11で制した。1次リーグの成績が持ち越されるため、日本は5勝1敗の勝ち点15として、8日に同13位のプエルトリコと対戦する。敗れたドミニカは3勝3敗の勝ち点10。

第1セット、スパイクを放つ黒後=名古屋市ガイシプラザ

 日本は、黒後(くろご)愛(20)=東レ=や古賀紗理那(22)=NEC、荒木絵里香(34)=トヨタ車体、セッターの田代佳奈美(27)=ブカレスト=らが先発メンバーに名を連ねた。

 第1セット、日本は序盤にスパイクやサーブでミスが出たが、徐々に黒後や古賀のスパイクが決まりだし、6連続得点で11-7と一気にリード。さらに奥村麻依(27)=ナコンラチャシマ=と黒後のブロックポイントで連続得点を奪い16-9とすると、その後も奥村の速攻など安定した戦いを見せ、最後は相手のスパイクミスで25-17となり、日本がこのセットを奪った。

第1セット、スパイクを放つ荒木=名古屋市ガイシプラザ

 第2セット、メンバーを代えて臨んだドミニカが長身のブライエリン・マルティネス(22)を中心に得点を重ねてリズムを取り戻し、日本は5-8とリードを許した。しかし田代が古賀にボールを集め、古賀もそれに応えてスパイクを決め、16-15とリードして2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。終盤、日本はドミニカのエース、ベタニア・デラクルス(31)にスパイクを決められ、4連続失点で19-21と逆転を許した。すると中田監督は長岡望悠(27)=久光製薬、冨永こよみ(29)=上尾メディックス=を投入し、セッターと対角を入れ替える2枚替え。ここから長岡が2得点し、このセットはジュースにもつれたが、日本が黒後のブロックアウトと田代のツーアタックによる連続得点で28-26とし、2セットを連取した。

第1セット、スパイクを決める古賀=名古屋市ガイシプラザ

 第3セット、日本は黒後を中心に得点を重ね、8-6とリードした。後がなくなったドミニカがデラクルスとB・マルティネスが高さを生かしたスパイクを決め、日本は11-11と同点に追い付かれると、その後に3連続失点し15-16。終盤、リードを広げられた中田監督は石井を投入。石井の2連続得点で1点差に詰め寄り、第2セット同様の2枚替えも行ったが、ドミニカの粘りに屈し、日本は22-25とこのセットを奪われた。

第2セット、スパイクを放つ新鍋=名古屋市ガイシプラザ

 第4セット、序盤はサイドアウトが続き、日本が7-8とリードを許して1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。その後、お互いに3連続得点したが、疲れが見え始めた日本は、巧みな攻撃を披露するドミニカに13-16と点差を広げられた。終盤、一時5点差を付けられた日本は、再度の2枚替えから流れをつかむと、長岡のサービスエースで同点に追い付いたが、ドミニカの高さのあるブロックに攻撃陣が捕まり、日本は25-27とこのセットも落として、試合の決着の行方は第5セットにもつれ込んだ。

第3セット、スパイクを決める石井=名古屋市ガイシプラザ

 第5セット、日本は長岡、石井、冨永を起用した。すると、石井のサーブが相手を崩し、日本がいきなり3連続得点。その後も、日本は長岡を攻撃の中心とした粘りのバレーで8-5とリードした。中盤以降、要所で石井がスパイクを決めて点差を保つと、最後は古賀がスパイクを決め15-11。フルセットの死闘を制した日本が2次リーグ初戦を白星で飾った。

 E組はセルビアが3-0でメキシコを下し、オランダもプエルトリコにストレート勝ちしてともに6戦全勝。ドイツがブラジルを3-2で破り、ともに4勝2敗となった。

大会方式

 24チームが参加して4組に分かれて1次リーグを戦い、各組上位4チームが2次リーグに進む。2次リーグは2組(A組、D組の1~4位とB組、C組の1~4位)で行う。1次リーグの勝敗を持ち越すため、同組だったチームとは対戦しない。各組上位3チームが3次リーグに進む。3次リーグは2組(各3チーム)で勝敗を持ち越さずに行い、各組上位2チームが準決勝に進む。