2018.10.6 09:29

パワハラ対策、世界各国の通報窓口開設へ FIG渡辺会長が講演/体操

パワハラ対策、世界各国の通報窓口開設へ FIG渡辺会長が講演/体操

 国際体操連盟(FIG)の渡辺守成会長は5日、国際オリンピック委員会(IOC)がブエノスアイレスで開いたフォーラムの討論会で講演し、各国で相次ぐ指導者の暴力やパワハラ、セクハラ被害の再発防止策としてFIGから独立した通報窓口を来年1月に開設する計画を発表した。基金設立にFIGが約2億円を拠出する計画。

 全世界の体操選手が利用可能で、通報を受けて当該国の警察や弁護士に事実確認を依頼。刑事、民事の判断が確定した上で処分を下す。同会長は「社会の常識にスポーツ界が合わせていく必要がある。初の試みを世界のスポーツ界のロールモデルにしたい」と述べた。

 体操界では米国で元チーム医師による女子選手の性的暴行事件などが表面化。日本でもリオデジャネイロ五輪女子代表の宮川紗江選手(高須クリニック)が指導者から暴力を受け、さらに日本協会の強化担当者からパワハラを受けたと告発した問題が深刻化している。(共同)