2018.9.27 23:39

南北「コリア」銅に喜び 準決勝では日本に敗戦/柔道

南北「コリア」銅に喜び 準決勝では日本に敗戦/柔道

柔道の世界選手権で、男女混合団体に臨む北朝鮮(右側の2人)と韓国の南北合同チーム「コリア」の選手たち。胸に統一旗を付けている=バクー(共同)

柔道の世界選手権で、男女混合団体に臨む北朝鮮(右側の2人)と韓国の南北合同チーム「コリア」の選手たち。胸に統一旗を付けている=バクー(共同)【拡大】

 柔道の世界選手権最終日は27日、アゼルバイジャンのバクーで男女混合団体戦が行われ、柔道界で初めて結成された韓国と北朝鮮の南北合同チーム「コリア」が銅メダルを獲得した。準決勝で日本に敗れて回った3位決定戦で、ドイツに4-0と快勝した。

 選手たちは左胸に統一旗のワッペンを付けた柔道着を着用。試合開始前には肩を組み、円陣で士気を高めた。試合中は畳の脇から北朝鮮のコーチが韓国選手に声援を送る場面も。チームが勝利すると、南北の選手が立ち上がって一緒に喜んだ。

 京都市で生まれ育った在日3世で男子73キロ級覇者の安昌林選手(韓国)は「素晴らしい経験になった」と語り、女子のクォン・スンヨン選手(北朝鮮)は「合同チームの一員になれて、とてもうれしい」と笑みを浮かべた。

 混合団体は2020年東京五輪の新種目。今大会の登録選手数は男女計12人だが、コリアは特例で18人となった。国際柔道連盟(IJF)のビゼール会長は、東京五輪での南北合同チーム結成にも前向きな考えを示している。(共同)