2018.9.24 23:02

女子70キロ級の新井が2連覇! 大野と長沢は銅/柔道

女子70キロ級の新井が2連覇! 大野と長沢は銅/柔道

女子70キロ級で2連覇を果たし、金メダルを手に笑顔の新井千鶴=バクー(共同)

女子70キロ級で2連覇を果たし、金メダルを手に笑顔の新井千鶴=バクー(共同)【拡大】

 柔道の世界選手権第5日は24日、バクーで男女各1階級が行われ、女子70キロ級で新井千鶴(三井住友海上)が決勝でマリエーブ・ガイー(フランス)に一本勝ちし、2連覇を果たした。同級の日本勢による2連覇は隔年開催だった2001、03年の上野雅恵以来で15年ぶり。

 新井は準々決勝でリオデジャネイロ五輪銀メダル、世界女王3度のジュリ・アルベアル(コロンビア)に優勢勝ち。準決勝では昨年2位のマリア・ペレス(プエルトリコ)に一本勝ちし、初戦の2回戦から5試合を勝ち抜いた。アルベアルは3位。

 女子70キロ級で初出場の大野陽子(コマツ)、男子90キロ級で初出場の長沢憲大(パーク24)は銅メダルを獲得。ともに準々決勝で敗れたが、敗者復活戦と3位決定戦を制した。男子90キロ級はニコロズ・シェラザジシビリ(スペイン)が同国男子として五輪、世界選手権を通じて初めて優勝した。

 日本は男女計10階級で全選手が表彰台に立ち、金5、銀5、銅3個のメダルを獲得している。(共同)

新井千鶴の話「去年チャンピオンになってから、勝ちきれずに悔しい思いばかりしていたので、本当にうれしい。ほっとして涙が出た。ここからしっかり勝ち続け、東京五輪で一番欲しいものを手に入れるまで、必死に頑張りたい」

長沢憲大の話「(敗れた後は)3位になることが次につながると思って頑張った。絶対に勝とうという気持ちだった。3位を取り切れてうれしい」

大野陽子の話「少し悔しいが、銅メダルを取れたのは良かった。またグランドスラム(大阪大会)で頑張る」

井上康生・男子日本代表監督の話「長沢はよく気持ちを切り替えて闘った。(準々決勝敗戦後の)2試合に意味があるが、(準々決勝で)もう一踏ん張りできたらメダルの色は変わっていた」

増地克之・女子日本代表監督の話「新井はすごく苦しんでの2連覇。涙が全てを物語っている。世界女王の意地を見せてくれた。心技体ともに成長した。大野は準々決勝の負けから、2試合を勝ち切った。実力者だと思う」

  • 男子90キロ級で3位になり、銅メダルを手にする長沢憲大=バクー(共同)
  • 女子70キロ級で3位になった大野陽子=バクー(共同)
  • 女子70キロ級決勝フランスのマリエーブ・ガイーを破り2連覇を果たしガッツポーズする新井千鶴=バクー(共同)
  • 女子70キロ級決勝フランスのマリエーブ・ガイーを破って2連覇を果たし、感極まる新井千鶴=バクー(共同)
  • 男子90キロ級3位決定戦ハンガリー選手(下)を破り銅メダルの長沢憲大=バクー(共同)
  • 女子70キロ級3位決定戦プエルトリコ選手(下)を破り銅メダルの大野陽子=バクー(共同)
  • 男子90キロ級敗者復活戦タジキスタン選手(下)を破り3位決定戦に進んだ長沢憲大=バクー(共同)
  • 女子70キロ級準決勝プエルトリコのマリア・ペレス(右)に一本勝ちする新井千鶴=バクー(共同)
  • 女子70キロ級敗者復活戦英国選手(右)を破り3位決定戦に進んだ大野陽子=バクー(共同)
  • 女子70キロ級準々決勝モロッコ選手(上)に敗れた大野陽子=バクー(共同)
  • 女子70キロ級準々決勝コロンビアのジュリ・アルベアル(下)を破り準決勝進出を決めた新井千鶴=バクー(共同)
  • 男子90キロ級準々決勝キューバ選手(下)に敗れた長沢憲大=バクー(共同)