2018.9.23 18:41

桐生、山県に完敗「追い付こうと思っても差を感じた」/陸上

桐生、山県に完敗「追い付こうと思っても差を感じた」/陸上

男子100メートル決勝のレースを終え、健闘をたたえ合う山県亮太(右)と桐生祥秀=ヤンマースタジアム長居

男子100メートル決勝のレースを終え、健闘をたたえ合う山県亮太(右)と桐生祥秀=ヤンマースタジアム長居【拡大】

 陸上の全日本実業団対抗選手権最終日は23日、大阪市のヤンマースタジアム長居などで行われ、男子100メートルはジャカルタ・アジア大会銅メダルの山県亮太(セイコー)が無風の条件下、10秒01で3年連続3度目の優勝を果たした。日本記録保持者の桐生祥秀(日本生命)は10秒22で2位だった。

 シーズンを象徴するような走りとなった。男子100メートルの桐生は山県に0秒21も遅れて2位。中盤の伸びを欠き、後半は独走を許す内容に「地力が足りない。追い付こうと思っても差を感じた」と完敗を認めた。

 オフは長めのスプリント練習を増やし、初戦に200メートルを選んだ今季。試行錯誤の1年とはいえ、高校3年生から毎年マークしていた10秒0台は一度もなし。10秒10がベストタイムのままシーズンを終えた日本記録保持者は「爆発力が欠けている。それで最後まで来ちゃった」と首を振った。

 昨秋に日本人で初めて「10秒の壁」を突破したことで今季序盤は守りに入っていたと自覚。「これで吹っ切れた。(来季は)挑戦者としていきたい」と再出発を誓った。

  • 男子100メートル予選10秒42で準決勝に進んだ桐生祥秀=ヤンマースタジアム長居
  • 表彰台で笑顔を見せる男子100メートル3連覇の山県亮太(中央)。左は2位の桐生祥秀=ヤンマースタジアム長居