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稀勢、危な…勝った!捨て身の突き落としで執念3連勝/秋場所

稀勢、危な…勝った!捨て身の突き落としで執念3連勝/秋場所

特集:
稀勢の里
40本の懸賞金(獲得226万8000円)を手にする稀勢の里 (撮影・福島範和)

40本の懸賞金(獲得226万8000円)を手にする稀勢の里 (撮影・福島範和)【拡大】

 稀勢の里は年6場所制が定着した昭和33年以降、横綱として最長となる8場所連続休場からの復活を期す。7場所連続休場から再起、12勝を挙げた経験をもつ貴乃花親方(46)=元横綱=は胸中をこう察した。「(稀勢の里は)人生を懸けて土俵へ上がっている。やるしかないという思いが表情ににじみ出ている。(歓声や拍手は)ただの応援ではない。お客さんは自分の人生に投影してみていると思う。自分が復帰したときもそう感じたから」。

 貴乃花が7場所連続全休した際、横綱審議委員会(横審)は平成14年秋場所への出場を勧告。当時の渡辺恒雄委員長は横綱の責任として「13勝」という数字まで提示した。だが、稀勢の里には横審から「激励」などの勧告や要望はなされていない。薄氷の3連勝発進。「またあした、しっかり集中してやりたい」。土俵人生を懸け、勝敗を超越する土俵が続く。 (奥村展也)

データBOX

 ◎…3横綱が初日から3連勝するのは平成26年秋場所の白鵬、鶴竜、日馬富士以来4年ぶり。この場所は日馬富士が4日目に反則負けした。
 ◎…3横綱が初日から4連勝となれば、11連勝した平成元年春場所の北勝海、千代の富士、大乃国以来29年ぶりとなる。

3日目結果へ4日目取組へ

  • 土俵際で逆転の突き落とし。稀勢の里(奥)は物言いのついた一番を制し、初日から3連勝とした(撮影・福島範和)
  • 稀勢の里は突き落としで豊山に勝った=両国国技館(撮影・今野顕)
  • 豊山に左腕を封じられながら寄られる稀勢の里=両国国技館(撮影・今野顕)
  • 安美錦(右)が明生をはたき込む=両国国技館
  • 貴景勝が栃ノ心を引き落とす=両国国技館
  • 鶴竜(右)が勢を突き落とす=両国国技館
  • 豪栄道(左)が逸ノ城を押し出す=両国国技館
  • 高安がはたき込みで千代大龍を下す=両国国技館
  • 白鵬が下手投げで魁聖を下す=両国国技館
  • 貴景勝は引き落としで栃ノ心に勝った=両国国技館(撮影・今野顕)
  • 御嶽海ははたきこみで玉鷲に勝った=両国国技館(撮影・今野顕)
  • 琴奨菊(左)が土俵際で押しだそうと突進すると大翔丸(右)の顔面と正面衝突=両国国技館(撮影・今野顕)