2018.9.12 05:03(1/2ページ)

稀勢、危な…勝った!捨て身の突き落としで執念3連勝/秋場所

稀勢、危な…勝った!捨て身の突き落としで執念3連勝/秋場所

特集:
稀勢の里
土俵際で逆転の突き落とし。稀勢の里(奥)は物言いのついた一番を制し、初日から3連勝とした(撮影・福島範和)

土俵際で逆転の突き落とし。稀勢の里(奥)は物言いのついた一番を制し、初日から3連勝とした(撮影・福島範和)【拡大】

 大相撲秋場所3日目(11日、両国国技館、観衆=1万936)8場所連続休場から復帰し、進退を懸けた土俵に立つ横綱稀勢の里(32)は土俵際、平幕豊山(24)を捨て身の突き落としで破って3連勝。2日目も小結貴景勝(22)を土俵際の突き落としで退けており、連日の逆転白星となった。横綱鶴竜(33)、白鵬(33)もそろって3連勝を飾った。自身初のかど番となった大関栃ノ心(30)は貴景勝の引き落としに屈し、初黒星を喫した。

 手を尽くして抵抗する。進退が懸かる稀勢の里にとって、まさに土俵際。乾坤一擲(けんこんいってき)。血の気が引くような逆転の突き落とし。物言いはついたが、もらった軍配は動くことはなかった。

 「しっかり集中して。やることをしっかりやろうという気持ちだった」

 稀勢の里には1月の初場所5日目以来となる結びの一番。待ったがあって2度目の立ち合い。得意の左四つに組み止めて寄って出た。だが、豊山も頭をつけて土俵際まで寄り返す。激しい攻防で横綱は、まわしが取れず腰高に。

 両足を俵にかけてこらえながら捨て身の合わせ技。左からすくって相手のバランスを崩した瞬間、揺さぶるように右から強烈な突き落とし。自身も横転して土俵下へ落下し、館内のボルテージは最高潮に達した。

【続きを読む】

  • 40本の懸賞金(獲得226万8000円)を手にする稀勢の里(撮影・福島範和)
  • 稀勢の里は突き落としで豊山に勝った=両国国技館(撮影・今野顕)
  • 豊山に左腕を封じられながら寄られる稀勢の里=両国国技館(撮影・今野顕)
  • 安美錦(右)が明生をはたき込む=両国国技館
  • 貴景勝が栃ノ心を引き落とす=両国国技館
  • 鶴竜(右)が勢を突き落とす=両国国技館
  • 豪栄道(左)が逸ノ城を押し出す=両国国技館
  • 高安がはたき込みで千代大龍を下す=両国国技館
  • 白鵬が下手投げで魁聖を下す=両国国技館
  • 貴景勝は引き落としで栃ノ心に勝った=両国国技館(撮影・今野顕)
  • 御嶽海ははたきこみで玉鷲に勝った=両国国技館(撮影・今野顕)
  • 琴奨菊(左)が土俵際で押しだそうと突進すると大翔丸(右)の顔面と正面衝突=両国国技館(撮影・今野顕)