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戻ってきた稀勢の粘り!1年半ぶり連勝発進で史上7位の幕内通算706勝達成/秋場所

戻ってきた稀勢の粘り!1年半ぶり連勝発進で史上7位の幕内通算706勝達成/秋場所

特集:
稀勢の里
稀勢の里は貴景勝のいなしで大きく体が泳いだが、右足一本で徳俵に残ると、のど輪をこらえて逆転の突き落とし。初日から2連勝とし、館内をほっとさせた (撮影・今野顕、高橋朋彦)

稀勢の里は貴景勝のいなしで大きく体が泳いだが、右足一本で徳俵に残ると、のど輪をこらえて逆転の突き落とし。初日から2連勝とし、館内をほっとさせた (撮影・今野顕、高橋朋彦)【拡大】

 大相撲秋場所2日目(10日、両国国技館、観衆=1万936)8場所連続休場から復帰して進退を懸ける土俵に立つ横綱稀勢の里(32)は、2連敗を喫していた小結貴景勝(22)を土俵際の逆転の突き落としで破り、優勝した昨年3月の春場所以来となる初日から2連勝スタートとなった。この日の横綱土俵入りは自己最速の所要時間で、元気に躍動する体もアピール。初日の平幕勢に続き、直近の対戦で敗れていた相手を連破し、序盤から勢いづく。

 攻め手はない。残る。残すしかない。徳俵にかかっていた右足一本に、稀勢の里が神経を集中させる。貴景勝の強烈な左ののど輪で、体が横向きになりかけた。館内の歓声が悲鳴と絶叫にかわるなか、左足を送って体を正対させながら右から逆転の突き落とし。ひたすら耐えきって、相手の勝機をかき消した。

 「集中してやった…」

 支度部屋。風呂から出てきた横綱の頬は、まだ紅潮していた。

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  • 貴景勝の引き寄せをこらえる稀勢の里(左)
  • 俵に足をかけてこらえる稀勢の里(左)
  • 貴景勝(右)の攻めをかわす稀勢の里
  • 立ち合いで貴景勝(右)と激しくぶつかる稀勢の里=両国国技館
  • 稀勢の里は突き落としで貴景勝に勝った=両国国技館(撮影・高橋朋彦)
  • 勝った稀勢の里=両国国技館(撮影・今野顕)
  • 豪栄道(左)が寄り切りで玉鷲を下す=両国国技館
  • 逸ノ城(左)を攻める高安。押し出しで下す=両国国技館
  • 白鵬は上手出し投げで勢に勝った=両国国技館(撮影・今野顕)
  • 6場所以上連続休場した横綱と復帰場所の成績
  • 稀勢の里・横綱昇進後の成績
  • 大相撲・幕内勝利数10傑