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日本勢単初!大坂が四大大会V、憧れセリーナをストレート撃破/全米テニス

日本勢単初!大坂が四大大会V、憧れセリーナをストレート撃破/全米テニス

特集:
大坂なおみ
憧れのセリーナ(左)を撃破した大坂。抱き合って健闘をたたえ合った(AP)

憧れのセリーナ(左)を撃破した大坂。抱き合って健闘をたたえ合った(AP)【拡大】

 第2セット。第4ゲームでブレークを許すも、続く第5ゲームでブレークバック。大坂の粘り強いプレーに、女王のいらだちは頂点に達した。ラケットをコートにたたきつけ、主審に暴言を吐く。第7ゲーム終了時の暴言が3度目の警告となり、大坂は第8ゲームを戦わずに奪った。度重なる中断に激しいブーイング。荒れた展開でも途切れなかった集中力が、快挙を手繰り寄せた。

 日本の四大大会単初制覇への挑戦は、102年前までさかのぼる。四大大会初参戦は、全米オープンの前身の1916年全米選手権。男子の熊谷一弥は2回戦、三神八四郎は1回戦で敗退した。その後、全仏、全豪、ウィンブルドン4強の佐藤次郎、全豪4強の沢松和子、全米以外の全ての四大大会4強の伊達公子、ウィンブルドン8強の松岡修造、全米準優勝の錦織圭らが四大大会の王座に挑んできた。大坂は日本勢の夢でもあった四大大会制覇を、わずか11度目の出場で成し遂げた。

 金字塔を打ち立てても、試合後の大坂はありのままだった。夜のお祝いの予定を問われれば、「社交性のある人間じゃない。ビデオゲームはやるかも」。ハイチ出身で米国人の父の姓(フランソワ)でなく、母方の姓を名乗る理由を聞かれれば、「大阪で生まれた人の名字はみんな『オオサカ』なの」。お決まりのジョークで笑いを誘った。

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  • 全米オープンテニスの女子シングルスで初制覇を果たし、トロフィーを手に笑顔の大坂なおみ=ニューヨーク(共同)
  • 全米オープンテニスの女子シングルスで初制覇を果たし、トロフィーを持つ大坂なおみ。左はセリーナ・ウィリアムズ=ニューヨーク(共同)
  • 女子シングルス決勝で初制覇を果たし、セリーナ・ウィリアムズ(左)と抱き合う大坂なおみ=ニューヨーク(共同)
  • 女子シングルス決勝で初制覇を果たし、トロフィーを掲げる大坂なおみ=ニューヨーク(共同)