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大坂なおみ、躍進の裏に敏腕コーチ!昨年12月就任のバイン氏/全米テニス

大坂なおみ、躍進の裏に敏腕コーチ!昨年12月就任のバイン氏/全米テニス

特集:
大坂なおみ
女子シングルス決勝 セリーナ・ウィリアムズと対戦する大坂なおみ=ニューヨーク(共同)

女子シングルス決勝 セリーナ・ウィリアムズと対戦する大坂なおみ=ニューヨーク(共同)【拡大】

 バイン氏自身、時速200キロクラスのサーブを持ちながら、当時世界70位前後に停滞していた大坂に関心を持ち、その指導を「魅力的なチャレンジ」と感じたという。

 大坂は練習嫌いで、引っ込み思案の性格から物事をネガティブにとらえるところもあった。陽気なバイン氏は「できるだけ楽しく、ポジティブな雰囲気を作ろうと思っている」と、練習前のアップから笑顔で併走し、トレーニングでも一緒に汗を流す。ラリーやサーブの練習では、「負けたら渋谷の交差点でダンスする」など、罰則ありの勝負形式で意欲を起こさせた。負けたバイン氏が罰則のスクワットをし、大坂がニヤニヤしながらスマホで撮影するなど、練習は笑いが絶えない。

 「ハッピーでポジティブな人の近くにいることが、いい影響になっている」と大坂も認める。

 セリーナ・ウィリアムズ、ビクトリア・アザレンカ(29)=ベラルーシ、キャロライン・ウォズニアッキ(28)=デンマーク=も指導したバイン氏は「選手は一人一人違い、成功の形式はない。ベストを引き出すにはどうすればいいかを個々に考える」。その哲学と信頼関係が大坂を急成長させた。

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  • 決勝前に、大坂と話し合うバイン氏(左)。二人三脚でつかんだ全米制覇だった(共同)
  • 女子シングルス決勝の試合前、セリーナ・ウィリアムズ(右)と写真に納まる大坂なおみ=ニューヨーク(共同)