2018.9.10 05:00

【藤島親方のこの一番】稀勢、自信に満ちあふれ迷いも感じられなかった

【藤島親方のこの一番】

稀勢、自信に満ちあふれ迷いも感じられなかった

特集:
稀勢の里
稀勢の里は寄り切りで勢に勝った=両国国技館 (撮影・大橋純人)

稀勢の里は寄り切りで勢に勝った=両国国技館 (撮影・大橋純人)【拡大】

 大相撲秋場所初日(9日、両国国技館、観衆=1万936)稀勢の里は思い切り踏み込んで左を差し勝った。勢は小細工せず取りやすい相手とはいえ自信に満ちあふれ、何の迷いも感じられなかった。初場所以来の土俵で相当感覚は狂っていると思うが、夏巡業にも出て関取衆と稽古したことがよかったのだろう。

 何はともあれホッとしたと思う。問題は2日目の貴景勝戦だ。低いし、しぶとい相手で安易に左を差しにいったり、上手を取りにいくとおっつけられて、つい引きたくなってしまう。稀勢の里としては踏み込んで攻めてから差しにいくことだ。

 この相手にどれくらいの相撲を取れるかで、戻り具合がはっきりする。しぶとさに根負けしないことだ。(元大関武双山)

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