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稀勢が異例の稽古!「土俵祭り」後、部屋とんぼ返り

稀勢が異例の稽古!「土俵祭り」後、部屋とんぼ返り

特集:
稀勢の里
稀勢の里・横綱昇進後の成績

稀勢の里・横綱昇進後の成績【拡大】

 「一日一番、集中してやるだけ」と自分に言い聞かせるように繰り返した稀勢の里。自身の言葉通り、まず9日の初日が正念場となる。横綱に昇進した平成29年春場所以降、初日は1勝4敗。左上腕部周辺などを負傷した同年夏場所以降は4連敗中だ。

 初日に対戦する平幕勢とは過去15勝1敗と圧倒しているが、最後に対戦した昨年の名古屋場所5日目には小手投げで初黒星を喫し、翌日から途中休場した。相手は今夏に女子プロゴルファーの比嘉真美子(24)との婚約を発表。3場所連続勝ち越し中と充実しているだけに侮れない。2日目の貴景勝には1勝2敗。2連敗中と、こちらも難敵だ。

 横綱の8場所連続休場は横綱貴乃花(現親方)の7場所を抜き、年6場所制となった昭和33年以降の単独最長。負傷部位の回復具合、相撲勘の衰えなどの不安材料を覆せるか。「やるべきことをやってきた。それをやるだけ」。毎日が瀬戸際の闘い。19年ぶりに登場した日本出身横綱の底力が、今こそ問われる。

  • 淡い紫色の羽織をまとった稀勢の里(右)は土俵祭りを厳しい表情で見つめた。左は阿武松親方(撮影・佐藤雄彦)
  • 大相撲・横綱の連続休場場所数
  • 土俵祭りに臨む稀勢の里=両国国技館
  • 土俵祭りに臨む稀勢の里。奥は御嶽海=8日、両国国技館
  • 土俵祭りに臨む(右から)稀勢の里、鶴竜、白鵬=両国国技館