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大坂、歴史的V王手!四大大会の単で日本女子初の決勝進出/全米テニス

大坂、歴史的V王手!四大大会の単で日本女子初の決勝進出/全米テニス

特集:
大坂なおみ
勝利の瞬間はにっこり。いよいよ決勝はセリーナ・ウィリアムズと対決だ (AP)

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 因縁の相手だった。初対戦だった2016年の全米3回戦。最終セットの5-1から大逆転負けを喫し、大粒の涙を流した。「あの試合から多くを学んだ」。通算3戦全敗だった苦手を初めて倒し、勝利にあと1ゲーム届かなかった2年前から成長した姿を見せた。

 今季からドイツ人のサーシャ・バイン氏(33)に師事し、精神面の安定度が増した。決勝で対戦する元世界ランキング1位のセリーナも指導した経験を持つバイン氏は「全ては心から始まり、体はそれについてくる」がモットー。上意下達でない。大坂も「友達みたい。彼には自分が出せる」。同じ目線に立って鍛錬を重ねてきた。

 ゲーム性のある「競争」が指導の特徴だ。4月に国別対抗戦フェド杯で日本に戻った際、2人でフォアハンドのラリーをして競った。大坂が負けた場合の罰は「渋谷駅前のスクランブル交差点で踊ること」。シャイな20歳は意地でバイン氏を打ち負かした。

 ハイチ出身で米国人の父と日本人の母を持つ。飾らない言い回しで、日本語と英語でインタビューに応える姿はファンに愛される。憧れのセリーナと対戦したい理由を問われると、「だって彼女がセリーナだから」。4年ぶり7度目の全米Vで四大大会最多の24勝目を狙う難敵へメッセージを求められれば、「アイ・ラブ・ユー!」。母の環(たまき)さんも観戦していたセンターコートを笑いで包んだ。

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