2018.9.5 20:53

【謝罪会見一問一答】速見元コーチ、朝日生命への勧誘「すごくよくしてくれるという感じのことを言われた」

【謝罪会見一問一答】

速見元コーチ、朝日生命への勧誘「すごくよくしてくれるという感じのことを言われた」

緊張した表情で会場に入る速見佑斗元コーチ=東京都港区西新橋(撮影・今野顕)

緊張した表情で会場に入る速見佑斗元コーチ=東京都港区西新橋(撮影・今野顕)【拡大】

 体操の2016年リオデジャネイロ五輪女子代表の宮川紗江選手(18)の指導中に暴力を振るい、日本協会から無期限登録抹消処分を受けた速見佑斗元コーチ(34)が5日、東京都内で開いた謝罪会見で、宮川選手がパワハラを受けたと告発した協会の塚原千恵子女子強化本部長について「実績がある方なので、怖くて意見を言えない現状はある。圧力を感じていた」と述べた。

 速見佑斗コーチの一問一答は次の通り。

 --無期限登録抹消処分について。

 「妥当な処分だと思っている。この事態を重く受け止め、真摯に反省してこれからは一切暴力行為をしないことを誓います」

 --宮川紗江選手が記者会見を行ったことについて。

 「18歳の彼女にとってはすごく大きな負担であったこと、今もすごく不安定な状態にあることは間違いない。申し訳なく思う。暴力に対して『たたかれても仕方ない』と彼女が間違った認識を持つ教育をしてしまった」

 --暴力行為について日本協会から注意を受けたことは。

 「正式にはなかったが、熱くなって怒鳴ったりした際に『今の時代、スタイルを変えないといけない』と口頭注意を受けたことがある」

 --朝日生命体操クラブへの勧誘を受けていた。

 「宮川選手が中学3年の秋頃に私が朝日生命のコーチから食事に誘われ『(クラブトップの)塚原光男さんから宮川選手と一緒に入ってほしいと頼まれた』と言われたが、私たちも思い描いているものもあったので断った。昨年(10月)の世界選手権のときも塚原千恵子強化本部長の付き人から、朝日生命に入ってやればすごくよくしてくれるという感じのことを言われた」

 --強化本部長はどんな存在か。

 「指導者として思い描いたことに信念を持っている。素晴らしい実績を持っている方なので私を含め、他のコーチも意見を怖くて言えないというのはある。一人一人の思いを尊重してほしいというのはみんな持っていると思う」

  • 会見冒頭で頭を下げ謝罪する速見佑斗元コーチ=東京都港区西新橋(撮影・今野顕)
  • 会見冒頭で謝罪の弁を述べる速見佑斗元コーチ=東京都港区西新橋(撮影・今野顕)
  • 会見する速見佑斗元コーチ=東京都港区西新橋(撮影・今野顕)
  • 記者会見の冒頭、体操女子・宮川紗江選手への暴力行為について謝罪する速見佑斗元コーチ=5日午後、東京都港区
  • 記者会見の冒頭、体操女子・宮川紗江選手への暴力行為について謝罪する速見佑斗元コーチ=5日午後、東京都港区
  • 記者会見の冒頭、体操女子・宮川紗江選手への暴力行為について謝罪する速見佑斗コーチ=5日午後、東京都港区