2018.9.4 05:02

琢磨V!「本当にうれしい」通算3度目/インディ

琢磨V!「本当にうれしい」通算3度目/インディ

優勝トロフィーを手に笑顔の佐藤。41歳はまだまだ頑張る(オレゴニアン提供・AP)

優勝トロフィーを手に笑顔の佐藤。41歳はまだまだ頑張る(オレゴニアン提供・AP)【拡大】

 インディカー・シリーズ第16戦決勝(2日=日本時間3日、米オレゴン州ポートランド、ポートランド国際レースウェイ=1周1・964マイル×105周)佐藤琢磨(41)=ホンダ=が今季初優勝した。昨年5月に伝統のインディアナポリス500マイル(インディ500)を制して以来、通算3勝目。20番手から出た佐藤は終盤でトップに立つと、後続の激しい追い上げを振り切った。

 優勝のトロフィーを表彰台の中央で高々と掲げた。佐藤が終盤に後続のライアン・ハンターレイ(37)=米国、ホンダ=の猛追を振り切ってトップでゴールした。

 「最後にライアンがプッシュしてくるのは分かっていたけど、抑えるところを抑えれば大丈夫だと思っていた」

 冷静にレースを進めて今季初の頂点に立った。

 4台以上がからんだ序盤の事故にも惑わされなかった。他車がピットインする中、巧みに順位を上げた。終盤にトップに立つと、ハンターレイとの勝負を制して逃げ切りに成功。「本当に今日はうれしい」と喜びをかみしめた。

 伝統のインディ500を制した昨季のマイケル・アンドレッティのチームから今季はレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングに移った。7月には3位に入ったものの、優勝からは遠ざかっていた。

 「今シーズン苦しんでいた中で、終盤にきて勝てたのはうれしい」

 勝利の余韻に浸りつつ「また頑張りたいと思う」と41歳は最終戦(16日)に目を向けた。

インディカー・シリーズ

 5月末に開催される伝統の「インディアナポリス500マイル(インディ500)」を頂点とするシリーズ戦で、今季は17戦を予定。F1と同様にタイヤが露出している車で競う北米最高峰の自動車レース。オーバル(楕円)コースとロードコース(サーキット、市街地)で実施する。全車がイタリア・ダラーラ社の車体を使い、今季はホンダとシボレーがエンジンを供給。大会ごとに賞金が定められ、インディ500では優勝者への賞金は2億円にのぼる。

  • 20番スタートから大逆転した佐藤。積極的で粘りの走りをみせた(オレゴニアン提供・AP)
  • 佐藤琢磨のインディカー・シリーズ3勝