2018.9.3 18:03

進退覚悟の稀勢、連合稽古で好感触「今のところいい」

進退覚悟の稀勢、連合稽古で好感触「今のところいい」

特集:
稀勢の里

 大相撲秋場所(9日初日、両国国技館)に向けた二所ノ関一門による連合稽古が3日、千葉県船橋市の二所ノ関部屋で行われ、左大胸筋のけがなどで8場所連続休場中の横綱稀勢の里は、小結玉鷲に9勝1敗と上々の内容だった。進退を懸ける覚悟を明言している横綱は「今のところいい。より厳しくやっていきたい」と好感触を口にした。

 玉鷲の強烈な突き、押しや右喉輪に対し、得意の左おっつけで対抗。左四つや押しで前に出る内容が光った。本来の馬力に復調気配を感じさせ「しっかり集中していった。押し込まれないようにと思った。いい状態でやれている。気持ちも乗っていくのでは」と引き締まった表情。玉鷲は「全然(喉輪が)利かなかった。いつもの横綱が戻ってきた」と感心した。

 見守った尾車親方(元大関琴風)は「左を使えれば足も出る。見ている限りは意欲的。序盤の3日間を乗り切れば波に乗る」と評した。一方で芝田山親方(元横綱大乃国)は「自分の立ち合いができるかどうか。左を差すなら差す。右上手を取るなら取ると、めりはりをつけた方がいい」と課題も指摘した。